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【金相場】8日のNY金相場は、欧州中央銀行(ECB)による金融政策変更に伴うドル買いの加速を受けて反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1172.40ドル(-5.10ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、買いが優った前日相場の流れを継いで、序盤はプラス圏で推移した。一方、欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で、量的金融緩和による資産買い入れの期限を従来の2017年3月から同12月まで9カ月延長すると決定。4月から毎月の買い入れ額を現状の800億ユーロから600億ユーロに減らすが、ドラギ総裁が段階的な量的緩和の縮小に否定的な見方を示したため、外為市場ではユーロ安・ドル高が進行。つれて円や英ポンドに対してもドルが買われ、ドル建てで取引される金への割高感につながり、売りに反転した。また、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に関しては、利上げの決定がほぼ織り込まれているが、利上げペースが速まるとの観測も根強く、金相場には引き続き重しとなった。
国内の金相場は、マイナスに転じたNY相場を映して小反落。小売ベースでは1gあたり4,671円(-9円)と、前日の上げを戻し、3営業日ぶりにマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
12/09 4671円 (-9円)
12/08 4595円 (+8円)
12/07 4673円 (+5円)
12/06 4668円 (-26円)
12/05 4694円 (+9円)
12/02 4685円 (-16円)
12/01 4701円 (+28円)
11/30 4673円 (-9円)
11/29 4682円 (-13円)
11/28 4695円 (-18円)
直近10日間の金相場平均価格:4,682円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は、ECBによる金融政策変更に伴うドル買いの加速を受けて下押されるも、株価や原油相場の上昇などリスク商品の買いにつられ反発。中心限月の3月限は1トロイオンス739.05ドル(+6.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、軟調となった前日相場への反動買いから、序盤は買いが先行し小高く推移した。その後、欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、マイナス金利の維持を含めて政策金利を据え置く一方、現行の量的緩和策については資産購入規模の縮小と9カ月間の延長を決定。これをきっかけに、ユーロは対ドルで急落し、ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割高感から相場を圧迫され売りに反転した。一方で、米国株が過去最高値を更新するなど引き続き堅調となったほか、原油相場の大幅反発など、リスク商品への買いが材料視され再度プラス圏に浮上。一時745ドル超まで上伸した後、上げ幅を縮小するも結局買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場を映して上昇。小売では1gあたり2,991円(+11円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
12/09 2991円 (+11円)
12/08 2980円 (-22円)
12/07 3002円 (-32円)
12/06 3034円 (+37円)
12/05 2997円 (-64円)
12/02 3061円 (-87円)
12/01 3148円 (+81円)
11/30 3067円 (+27円)
11/29 3040円 (+33円)
11/28 3007円 (+16円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,033円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:55現在の金相場は1トロイオンス1170.25ドル、パラジウムは738.90ドル、為替は1$114円44銭前後の値動きで推移しております。