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【金相場】18日のNY金相場は、9月の米消費者物価指数(CPI)が伸び悩んだほか、ドル安による割安感、ここ最近の安値反動による安値拾いから買いが継続し上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1262.90ドル(+6.30ドル)と続伸し、5日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日は、買いが優勢となった前日相場の流れを引き継いだほか、このところの売り過剰感からショートカバーや安値拾いの買いも入り、序盤より堅調に推移した。また、朝方発表の9月の米消費者物価指数(CPI)でエネルギー・食品を除くコア指数が前月から鈍化し、市場予想も下回るなど伸び悩んだ事から、外為市場ではドル安が進行。ドル建ての金は相対的に買われ上げ幅を拡大した。途中、米国株の上昇からやや売り戻される場面もあったが、引き続きドルの軟調さが意識され、この日もプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、堅調に推移したNY相場高を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,604円(+31円)と、4営業日ぶりに反発し、6日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
10/19 4604円 (+31円)
10/18 4573円 (-6円)
10/17 4579円 (-3円)
10/14 4582円 (-11円)
10/13 4593円 (+35円)
10/12 4558円 (-26円)
10/11 4584円 (+1円)
10/07 4583円 (-32円)
10/06 4615円 (+33円)
10/05 4582円 (-100円)
直近10日間の金相場平均価格:4,585円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、安値拾いの買いや、他貴金属の上昇、原油高や株高が意識され買い優勢に。中心限月の12月限は1トロイオンス639.40ドル(+1.60ドル)と、小幅ながら反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優った前日相場への反動買いや、ドル安の流れを受けて序盤より堅調に推移した。また、発表された米国経済指標が冴えない内容となった事も買いを誘ったほか、原油相場の上昇や、堅調となった米国株も意識され上げ幅を拡大した。ただ、買い一巡後は一部で利益確定売りが出たほか、ドルの戻りを受けて相場を圧迫される場面もあったが、引き続き堅調となった他貴金属の値動きや、原油高・株高が下支えとなり、プラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、NY相場の上げ幅縮小に伴う圧迫からマイナス推移となり続落。小売では1gあたり2,403円(-10円)と、値を下げる展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/19 2403円 (-10円)
10/18 2413円 (-22円)
10/17 2435円 (+49円)
10/14 2386円 (-54円)
10/13 2440円 (+21円)
10/12 2419円 (-97円)
10/11 2516円 (-16円)
10/07 2532円 (-27円)
10/06 2559円 (-33円)
10/05 2592円 (-21円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,470円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:35現在の金相場は1トロイオンス1265.25ドル、パラジウムは644.50ドル、為替は1$103円84銭前後の値動きで推移しております。