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【金相場】週明け26日のNY金相場は、対ユーロでのドル安進行に伴う割安感などに支えられ小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1344.10ドル(+2.40ドル)と、小幅ながら値を上げ、プラスに転じて取引きを終了。この日は外為市場でドル売り・ユーロ買いが進行し、ドル建てで取引される金は割安感から買われたほか、世界的に株安となる中、投資家のリスク回避姿勢が強まり、金は安全資産としての買いも入り上昇した。ただ、その後は売り買いまちまちとなり、全体的に小動きな展開となった。
国内の金相場は、海外相場では小幅高に振れたものの、為替が円高に傾斜した事から軟調に推移し3営業日ぶりに反落。小売ベースでは1gあたり4,699円(-30円)と、マイナス推移となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/27 4699円 (-30円)
09/26 4729円 (+1円)
09/23 4728円 (+35円)
09/21 4693円 (-7円)
09/20 4700円 (-16円)
09/16 4714円 (-45円)
09/15 4759円 (+9円)
09/14 4750円 (+17円)
09/13 4733円 (-47円)
09/12 4780円 (-8円)
直近10日間の金相場平均価格:4,729円/g
【パラジウム相場】週明け26日のNYパラジウム相場は、世界的に株安が進む中、利益確定売りから前週末までの連騰が一服し、4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス696.15ドル(-10.25ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前週末におよそ2週間ぶりの高値まで上昇していた事から、序盤より利益確定売りが先行した。また、アジアをはじめ、欧米株が全面安となったことも重しとなった。一方、外為市場ではドルがユーロなどに対して売られると、ドル建てのパラジウムは割安感から買い戻されたほか、原油高が材料視され切り返されるも、軟調となった米国株が意識され、そのままマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、週明けのNY相場安や円高要因から軟調に推移。小売では1gあたり2,521円(-33円)と、前日までの連騰が一服し、3営業日ぶりに反落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/27 2521円 (-33円)
09/26 2554円 (+22円)
09/23 2532円 (+21円)
09/21 2511円 (-5円)
09/20 2516円 (+86円)
09/16 2430円 (-16円)
09/15 2446円 (+6円)
09/14 2440円 (-11円)
09/13 2451円 (-43円)
09/12 2494円 (-44円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,490円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:20現在の金相場は1トロイオンス1336.55ドル、パラジウムは700.10ドル、為替は1$100円77銭前後の値動きで推移しております。