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【金相場】22日のNY金相場は、21日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、引き続き買いが優勢の地合いとなり上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1344.70ドル(+13.30ドル)と4営業日続伸し、9月7日相場以来およそ2週間ぶりの高値を付けて取引きを終了。前日引け後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、追加利上げの見送りを決定。さらに、FOMC参加者の金利見通しでは、今年と来年の利上げ想定回数がいずれも前回6月時点から減ったことが、金への押し上げ材料となり買いが活発化。また、外国為替市場でドルが対ユーロで売られたため、ドル建てで取引される金に割安感が生じたことから、追随買いやショートカバーなどが入り上げ幅を拡大する展開となった。
祝日明けの国内金相場は、堅調な値動きとなったNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,728円(+35円)と、4営業日ぶりに反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/23 4728円 (+35円)
09/21 4693円 (-7円)
09/20 4700円 (-16円)
09/16 4714円 (-45円)
09/15 4759円 (+9円)
09/14 4750円 (+17円)
09/13 4733円 (-47円)
09/12 4780円 (-8円)
09/09 4788円 (-15円)
09/08 4803円 (-4円)
直近10日間の金相場平均価格:4,745円/g
【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は、ドル安に伴う割安感や、他貴金属の上昇、原油や株高が支援材料となり上げ幅を拡大。中心限月の12月限は1トロイオンス700.45ドル(+16.55ドル)と、6日相場以来およそ2週間ぶりの高値となり、同日ぶりに700ドルに戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、21日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、ドル安が進んだ事による割安感から買いが活発化した。また、同様に金やプラチナなど他貴金属の上昇や、原油高・堅調な米国株の値動きを眺めてパラジウムも上げ幅を拡大。一時この日の高値701.75ドルまで値を伸ばした。その後は、一部で利益確定売りが出た事からやや上値を抑えられるも、引き続きドル安や株高が支えとなり、そのまま高値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、上げ幅を拡大したNY相場高を映して堅調に推移。小売では1gあたり2,532円(+21円)と反発し、9日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/23 2532円 (+21円)
09/21 2511円 (-5円)
09/20 2516円 (+86円)
09/16 2430円 (-16円)
09/15 2446円 (+6円)
09/14 2440円 (-11円)
09/13 2451円 (-43円)
09/12 2494円 (-44円)
09/09 2538円 (-5円)
09/08 2543円 (-16円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,490円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金相場は1トロイオンス1337.20ドル、パラジウムは695.65ドル、為替は1$101円20銭前後の値動きで推移しております。