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【金相場】週明け19日の金相場は、対ユーロでのドル下落に伴う割安感などに支えられ上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1317.80ドル(+7.60ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日の金相場は、前日までの安値反動から買いが入りやすかったほか、外為市場ではドルがユーロなどに対して弱含んだ事から、ドル建てで取引される金商品は割安感などを背景に堅調に推移した。一方、翌日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ見送りがほぼ確実視されているが、年内利上げに向けて何らかのシグナルが送られる可能性もあるとの警戒感から、この日は様子見ムードも強く、上げ幅は限定的だった。
連休明けの国内金相場は、売り買いまちまちとなった海外相場や、為替要因から軟調に推移し続落。小売ベースでは1gあたり4,700円(-14円)と、マイナス圏で推移し続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/20 4700円 (-16円)
09/16 4714円 (-45円)
09/15 4759円 (+9円)
09/14 4750円 (+17円)
09/13 4733円 (-47円)
09/12 4780円 (-8円)
09/09 4788円 (-15円)
09/08 4803円 (-4円)
09/07 4807円 (-6円)
09/06 4813円 (±0円)
直近10日間の金相場平均価格:4,765円/g
【パラジウム相場】週明け19日のNYパラジウム相場は、引き続き安値拾いの買いが入ったほか、ドル安に伴う割安感、原油高を好感され上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス686.25ドル(+13.85ドル)と、4営業日続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、上げ幅を拡大した前週末相場の流れを引き継ぎ、序盤より買いが先行した。また、外為市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移した事から買われたほか、原油相場の上昇、金やプラチナの反発も好感され上げ幅を拡大。一時695ドルまで値を伸ばす場面もあった。その後は、一部で利益確定売りが出た事や、米国株の下落につられ上げ幅を縮小するも売りは限定的となり、結局この日も買い優勢で取引きを終えた。
連休明けの国内パラジウムは、上げ幅を拡大したNY相場高を映して急反発。小売では1gあたり2,516円(+86円)と、9日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/20 2516円 (+86円)
09/16 2430円 (-16円)
09/15 2446円 (+6円)
09/14 2440円 (-11円)
09/13 2451円 (-43円)
09/12 2494円 (-44円)
09/09 2538円 (-5円)
09/08 2543円 (-16円)
09/07 2559円 (+21円)
09/06 2538円 (+6円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,496円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:30現在の金相場は1トロイオンス1317.55ドル、パラジウムは689.75ドル、為替は1$101円89銭前後の値動きで推移しております。