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【金相場】17日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を午後に控え様子ムードが広がる中、売りが優り反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1348.40ドル(-8.10ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、FOMC議事要旨の発表を控え警戒感が広がる中、前日に連銀幹部らの早期利上げに対するタカ派的な発言を受けて売りが先行したほか、外為市場ではドルが主要通貨に対してやや強含んで推移した事から序盤より相場を圧迫された。一方、原油相場の上昇が好感されたほか、ドル買いが一服する場面では買い戻しも見られ下げ幅を縮めるも、株高に上値を抑えられ結局マイナス圏で取引きを終えた。
その後、通常取引き終了後にFOMC議事要旨(7月26-27日開催分)が公表され、追加利上げの緊急性をめぐり当局者の間で意見が分かれたことが示された。一部はインフレの抑制が続いていることから利上げを待つのが望ましいとした一方、労働市場が完全雇用に近い状態だとして早期の利上げを主張する当局者もいた。そうした中、発表直後は売り圧力がかかり一時1340ドル近辺まで下げたものの、その後は急速に買い戻され、この日の終値を上回る水準で推移する展開となった。
国内の金相場は、海外相場の弱さに加え、円高の進行が重しとなりマイナス圏で推移。小売ベースでは1gあたり4,743円(-6円)と、小幅ながら値を下げ3営業日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
08/18 4743円 (-6円)
08/17 4749円 (-14円)
08/16 4763円 (-36円)
08/09 4799円 (+25円)
08/08 4774円 (-59円)
08/05 4833円 (+15円)
08/04 4818円 (-18円)
08/03 4836円 (-8円)
08/02 4844円 (+9円)
08/01 4835円 (-49円)
直近10日間の金相場平均価格:4,799円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、前日の上昇に対する反動売りや、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え警戒感が広がる中、売りが優り反落。中心限月の9月限は1トロイオンス691.70ドル(-13.40ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日までの上昇に対する利益確定売りから、序盤より軟調に推移。また、外為市場ではドルが上昇したことによる割高感や、他貴金属の弱さも意識されパラジウムも相場を圧迫された。途中、原油相場の上昇が好感されたほか、ドル買い一服を受けてやや買い戻される場面もあったが、まもなく公表されるFOMC議事要旨内容を見極めたいとした様子見から、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、マイナスに転じたNY相場安や、円高要因から反落。小売では1gあたり2,516円(-27円)と、マイナスに転じました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
08/18 2516円 (-27円)
08/17 2543円 (+5円)
08/16 2538円 (-10円)
08/09 2548円 (-6円)
08/08 2554円 (-16円)
08/05 2570円 (-32円)
08/04 2602円 (+5円)
08/03 2597円 (-49円)
08/02 2646円 (+33円)
08/01 2613円 (-11円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,573円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:25現在の金相場は1トロイオンス1356.20ドル、パラジウムは705.85ドル、為替は1$99円86銭前後の値動きで推移しております。