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【金相場】週明け8日のNY金相場は、前週末の売り優勢の勢いに押され小幅続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1341.30ドル(-3.10ドル)で取引きを終了。前週末発表の7月の米雇用統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)が年内の追加利上げに動きやすくなるとの見方が広り、この日も序盤より軟調に推移。また、為替市場でのドル高・ユーロ安に伴う割高感も引き続き相場を圧迫し、一時は1335.30ドルまで下落する場面もあった。ただその後は、売り過剰感による買い戻しや、世界的な金利低下などを材料に押し目を狙う動きもあった事から、下げ幅は限定的となった。
国内の金相場は、海外相場では引き続き売りが優ったものの、円安の流れや引け後に買い戻されたことを受けて反発。小売ベースでは1gあたり4,799円(+25円)と、本日はプラス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
08/09 4799円 (+25円)
08/08 4774円 (-59円)
08/05 4833円 (+15円)
08/04 4818円 (-18円)
08/03 4836円 (-8円)
08/02 4844円 (+9円)
08/01 4835円 (-49円)
07/29 4884円 (-20円)
07/28 4904円 (+65円)
07/27 4839円 (-16円)
直近10日間の金相場平均価格:4,837円/g
【パラジウム相場】週明け8日のNYパラジウム相場は、ドル高による割高感や、他貴金属の軟調、米国株安が意識され小幅続落。中心限月の9月限は1トロイオンス693.30ドル(-3.00ドル)で、取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優った前週末相場の流れを引き継ぎ序盤より小安く推移。また、外為市場ではドルが上昇した事や、軟調に推移している他貴金属の値動きを眺め売りが広がった。一方、原油相場の急伸や、プラチナの切り返しを受けて、売り一巡後は買い戻され下げ幅を縮小する展開となった。
国内のパラジウムは、引き続き軟調となったNY市場を移して小幅安に。小売では1gあたり2,548円(-6円)と、小幅に値を下げ3営業日続落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
08/09 2548円 (-6円)
08/08 2554円 (-16円)
08/05 2570円 (-32円)
08/04 2602円 (+5円)
08/03 2597円 (-49円)
08/02 2646円 (+33円)
08/01 2613円 (-11円)
07/29 2624円 (-22円)
07/28 2646円 (+33円)
07/27 2613円 (+5円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,601円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:50現在の金相場は1トロイオンス1335.80ドル、パラジウムは691.70ドル、為替は1$102円36銭前後の値動きで推移しております。