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【金相場】18日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を午後に控えて様子見ムードが広がる中、利益確定売りが出たことや、外為市場でのドル高・ユーロ安を背景とした割高感から4営業日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1274.40ドル(-2.50ドル)と、小幅ながら値を下げ、マイナスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、取引終了後に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)の4月会合議事録の発表を控え内容を見極めたいとした思惑から、全体的に様子見ムードが広がる中、序盤は前日までの買い優勢の流れを引き継ぎ小高く推移した。一方で、前日に発表された堅調な米国経済指標に加え、複数の連邦準備制度理事会(FRB)高官による早期利上げに前向きな発言を受けて、外為市場では対ユーロでのドル高が進行。ドル建てで取引される金商品は割高感から相場を圧迫されたほか、前日までの連続高による利益確定売りが出たこともあって、次第にマイナス圏に沈下する展開となった。
通常取引き終了後に公表されたFOMC(4月26-27日開催)議事録によると、大半の政策当局者は、経済の改善が続いた場合は6月の利上げが適切になるとの認識を示した。ただ、6月会合までにそうした状況になり得るかどうかについては意見が分かれた。また、一部の参加者は市場が6月利上げへの準備が不足していると懸念を表明した。
国内の金相場は為替が円安・ドル高に振れながらも、引け後に下げ幅を拡げた海外相場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,858円(-21円)と、前日までの上値追いが一服し、4営業日ぶりに反落となりました。
《本日までの5月の金相場価格推移(小売)》
05/19 4858円 (-21円)
05/18 4879円 (+5円) ※最高値
05/17 4874円 (+14円)
05/16 4860円 (+16円)
05/13 4844円 (-1円)
05/12 4845円 (±0円)
05/11 4845円 (+52円)
05/10 4793円 (-48円) ※最安値
05/09 4841円 (+39円)
05/06 4802円 (-9円)
05/02 4811円 (-50円)
5月現在の金相場平均価格:4,841円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、外為市場でドル買いが進んだことによる割高感や、軟調となった他貴金属につられ売りが継続。中心限月の6月限は1トロイオンス579.60ドル(-5.00ドル)と、5営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日までの流れを引き継いだほか、外為市場ではドル高を背景に相場を圧迫され、序盤より小安く推移した。一方で、安値拾いによる買い戻しや、原油相場の先高観、一連の堅調な米国経済指標を受けて、同国景気拡大観測が相場の下支えとなり、売り一巡後は再び上昇する場面もあった。しかし、金やプラチナなど他貴金属が軟調となったほか、原油相場や米国株価が上値の重い展開となると、パラジウムも再び売りに反転。ドル高の加速も重なって結局この日も売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き売り優勢となったNY相場を映して軟調に推移。小売では1gあたり2,289円(-16円)と、2営業日続落となりました。
《本日までの5月のパラジウム相場価格推移(小売)》
05/19 2289円 (-16円)
05/18 2305円 (-27円)
05/17 2332円 (+5円)
05/16 2237円 (-円)
05/13 2338円 (-38円)
05/12 2376円 (+38円)
05/11 2338円 (+65円)
05/10 2273円 (-70円) ※最安値
05/09 2343円 (+27円)
05/06 2316円 (-76円)
05/02 2392円 (-54円) ※最高値
5月現在のパラジウム相場平均価格:2330円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1259.85ドル、パラジウムは575.80ドル、為替は1$110円01銭前後の値動きで推移しております。