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【金相場】5日のNY金相場は、世界的な株安を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる金は買いを集め反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1229.60ドル(+10.30ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日の金相場は、売りが継続した前日までの反動買いから序盤より堅調に推移。また、この日発表された2月の独製造業受注が前月比1.2%減と半年ぶりの落ち幅となったことから、欧州の景気鈍化懸念が浮上。欧州株が軒並み下落した事に続いて、米国株価も売りが進み、相対的に安全資産とされる金を買う動きが強まった。このほか、米国の2月貿易収支の発表で赤字が大幅に拡大したところでは買いが一段と強まり、朝方には一時1238.80ドルを付けた。その後、米サプライ管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業景況指数が前月から改善し、市場予想も上回ったことから、大きく下げて始まった米国株価が下げ幅を縮小。ドル安の一服もあって、金はやや上げ幅を縮小するも、6日に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への様子見から以降も底堅い展開となった。 中心6月限の値動きは、高値1238.80ドル、安値1216.00ドル、終値1229.60ドル。
国内の金相場は、安値買い戻しや、安全資産としての側面からNY相場が上昇した事を映して反発。小売ベースでは1gあたり4,773円(+28円)と、3営業日ぶりに反発し、ここ最近の軟調地合いが一服する展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
04/06 4773円 (+28円)
04/05 4745円 (-36円)
04/04 4781円 (-68円)
04/01 4849円 (+22円)
03/31 4827円 (-60円)
03/30 4887円 (+34円)
03/29 4853円 (+45円)
03/28 4808円 (-19円)
03/25 4827円 (+3円)
03/24 4824円 (-85円)
直近10日間の金相場平均価格:4,817円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、安値拾いや他貴金属の上昇をはやして買われた一方で、世界経済の先行き不安から投資家心理の冷え込みが重しとなり売りが継続。中心限月の6月限は1トロイオンス543.65ドル(-8.75ドル)と、5営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが続いた前日までの反動買いから序盤は小高く推移した。また、外為市場ではドルが軟調となった事による割安感から、金やプラチナの上昇を眺めてパラジウムも買いを集め、一時560ドル超まで上昇する場面もあった。しかし、この日発表された2月のドイツ製造業受注が大きく落ち込んだほか、米国の2月貿易収支で赤字が大幅に拡大した事で、投資家心理が悪化。欧米株価が軒並み下落した事が重しとなり、パラジウムも売りに反転した。その後、米サプライ管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業景況指数が前月値・市場予想を共に上回ったことで、米国株価がやや下げ幅を縮小したことや、底堅く推移している金やプラチナ相場を受けて下げが一服し、以降は小動きな展開となった。中心6月限の値動きは、高値562.50ドル、安値541.00ドル、終値543.65ドル。
国内のパラジウムは、弱地合いが継続した海外相場安を映して軟調に推移。小売では1gあたり2,197円(-22円)と、5営業日続落し、前日相場同様に先月3日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値を継続。上昇に転じた他貴金属相場に反して、調整地合いが継続する展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/06 2197円 (-22円)
04/05 2219円 (-59円)
04/04 2278円 (-17円)
04/01 2295円 (-5円)
03/31 2300円 (-49円)
03/30 2349円 (+17円)
03/29 2332円 (-22円)
03/28 2354円 (±0円)
03/25 2354円 (-27円)
03/24 2381円 (-70円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2306円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:25現在の金相場は1トロイオンス1231.40ドル、パラジウムは548.65ドル、為替は1$110円50銭前後の値動きで推移しております。