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【18日・21日 金相場】
週末18日のNY金相場は、緩和的な米国金融政策が長引くとの見方から前日に大きく上げたため、利益確定の売りが出やすかったほか、株高やドルの下げ渋りを背景に売りが優り反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1254.30ドル(-10.70ドル)で取引きを終了。この日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の急騰に対する利益確定売りが先行したほか、外為市場では対ユーロでのドル安がひとまず一服した事から、ドル建てで取引される金商品の割安感が薄れたため、序盤より軟調に推移した。また、原油相場の上昇を好感して欧米株価が堅調に推移。投資家のリスク選好意欲が回復する中、安全資産とされる金は売られやすくなり下げ幅を拡大した。一方で、安値拾いの買いや、緩和的な金融政策が長期化するとの見方が支えとなり、取引き終了間際には再び買い戻しが強まり、下げ幅を縮小する展開となった。中心4月限の値動きは、高値1267.70ドル、安値1248.40ドル、終値1254.30ドル。
週明け21日のNY金相場は、FRB高官のタカ派的発言によって利上げ観測が再浮上したことから、ドル高への反転で金は売りが優勢に。中心限月の4月限は1トロイオンス1244.20ドル(-10.10ドル)と、続落して取引きを終了。この日の金相場は、利益確定売りが出た先週末相場の流れを引き継いだほか、中国株の上昇や、ドル高に押され序盤より軟調に推移した。また、ウィリアムズ米サンフランシスコ(SF)連銀総裁が4月、6月の追加利上げの可能性に言及したことを受けて、ドル買いの進行から金は相場を圧迫された。その後、この日発表の米国の経済指標で、2月中古住宅販売件数が予想以上に大きく減少したことを受けて、一時買い戻しに転換。しかし、ここ最近の相場急騰に対する買われ過ぎ感から利食い売りが出やすくなっている事や、米国株の上昇が圧迫材料となり、この日はマイナス圏で取引きを終えた。
連休明けの国内金相場は、先週末や週明けの海外相場安を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,893円(-16円)と、売りが優り続落となりました。
《3月現在の金相場価格推移(小売)》
03/22 4893円 (-16円)
03/18 4909円 (-75円)
03/17 4984円 (+97円)
03/16 4887円 (-38円) ※最安値
03/15 4925円 (-71円)
03/14 4996円 (-31円)
03/11 5027円 (+51円) ※最高値
03/10 4976円 (+4円)
03/09 4972円 (-52円)
03/08 5024円 (+2円)
03/07 5022円 (+11円)
03/04 5011円 (+75円)
03/03 4936円 (+29円)
03/02 4907円 (+18円)
03/01 4889円 (+22円)
3月現在までの金相場平均価格:4,957円/g
12:00現在の金相場は、1トロイオンス1246.95ドル前後の値動きで推移しております。