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【金相場】週末11日のNY金相場は、原油相場の上伸や堅調な欧米株を背景にリスク投資意欲が回復する中、安全資産とされる金の需要が後退し反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1259.40ドル(-13.40ドル)と、前日に付けたおよそ1年1ヶ月ぶりの高値から後退した。この日の金相場は、前日に欧州中央銀行(ECB)による追加の金融緩和決定を受け、上昇した勢いを引き継ぎ序盤は堅調に推移。一方、買いが一巡した後は、相場の過熱感が意識され目先の利益を確定する目的の売りが台頭したほか、外為市場ではドルが上昇に転じた事が割高感につながり上値を重くした。また、原油相場の上伸を眺めて、米欧株価が軒並み上昇。投資家心理の過度な警戒感が緩和した事から、リスク回避目的で買われやすい金は売り材料視され相場を圧迫した。その後はドル高が一服した事や、安値拾いから再び買い戻される場面もあったが、堅調に推移している株高や、週末を前にした持ち高調整売りに押され、この日は売り優勢で取引きを終えた。
国内の金相場は、利益確定売りに押された週末のNY市場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,996円(-31円)と、3営業日ぶりに値を下げ、上値追いが一服。前営業日に付けた直近高値(昨年7月7日相場以来およそ8カ月ぶり)から本日はマイナスに転じております。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
03/14 4996円 (-31円)
03/11 5027円 (+51円) ※最高値
03/10 4976円 (+4円)
03/09 4972円 (-52円)
03/08 5024円 (+2円)
03/07 5022円 (+11円)
03/04 5011円 (+75円)
03/03 4936円 (+29円)
03/02 4907円 (+18円)
03/01 4889円 (+22円) ※最安値
直近10日間の金相場平均価格:4,976円/g
【パラジウム相場】週末11日のNYパラジウム相場は、引き続き欧州中央銀行(ECB)の追加緩和がプラスに働いたほか、原油相場の上昇、世界的に株高となるなどリスク選好の流れを受けて上伸。中心限月の6月限では1トロイオンス579.95ドル(+6.00ドル)と、年初来高値を付けた7日相場を上抜いて、再び昨年11月10日相場以来およそ4ヶ月ぶりの高値を付けて取引きを終了。序盤は、前日の上昇を受けた利益確定売りに押され軟調に推移した。しかし、前日発表された欧州中央銀行(ECB)による大規模な追加緩和が需要後押しするとの見方や、外為市場ではドルがやや軟調に推移した事もあって、下値を支えられた後は次第に相場は反転。アジア圏が株高となったほか、原油相場の上伸が安心感として伝わり、続く米欧株価も軒並み上昇するなどリスク選好の地合いが好感され、パラジウムは一時585ドル超まで上げ幅を拡大する場面もあった。その後は、週末を前にした持ち高調整売りや、ドルの値動きを眺めてやや上げ幅を縮小するも、堅調に推移している原油相場や株高が相場を支え、年初以来の高値更新で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き堅調に推移した週末の海外相場を映して上伸。小売では1gあたり2,354円(+11円)と、3営業日続伸し、本日貴金属相場では唯一のプラス圏推移となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/14 2354円 (+11円)
03/11 2343円 (+27円)
03/10 2316円 (+32円)
03/09 2284円 (-81円)
03/08 2365円 (+60円) ※最高値
03/07 2305円 (+81円)
03/04 2224円 (+86円)
03/03 2138円 (+5円)
03/02 2133円 (+103円)
03/01 2030円 (+5円) ※最安値
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2249円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1257.75ドル、パラジウムは576.10ドル、為替は1$113円86銭前後の値動きで推移しております。