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【金相場】週明け29日のNY金相場は、中国の追加緩和や米国経済指標の悪化を受けて世界的な景気先行き不安がくすぶる中、安全資産として買いを集めて上昇。中心限月の4月限は1トロイオンス1234.40ドル(+14.00ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日の金相場は、利益確定売りが進んだ前週末相場を受けて、序盤より安値拾いの買い戻しが先行した。また、中国人民銀行(中央銀行)が景気を下支えるため、新たなに預金準備率を0.5%引き下げる追加緩和を発表。これを受けて、投資家の間では逆に中国経済状況の悪化が改めて意識され、リスク回避の向きが金の買いを促す形となった。加えて、この日発表された米国の2月シカゴ購買部協会景気指数が予想外の50割れとなり、1月中古住宅成約指数も大きく落ち込んだことが材料視され、金は一時1240ドル超まで上昇した。その後、一部で利益確定売りが進むも、米国株価が下落した事で投資資金が金市場に流入しやすかった事も相場の支えとなり、そのまま高値圏を維持して取引きを終えた。世界的な株安や、世界経済の先行き不安の強まりから、安全資産としての金への魅力が高まる中で、月間ベースとしては4年間(2011年1月以来)で最大の上げ幅となった。(およそ11%高)
国内の金相場は、買いが優勢となった週明けのNY相場を映して反発。小売ベースでは1gあたり4,889円(+22円)と、前日の下げを戻し、本日はプラス圏での推移となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
03/01 4889円 (+22円)
02/29 4867円 (-25円)
02/26 4892円 (+74円) ※最高値
02/25 4818円 (-12円)
02/24 4830円 (+49円)
02/23 4781円 (-58円) ※最安値
02/22 4839円 (-40円)
02/19 4879円 (+51円)
02/18 4828円 (+25円)
02/17 4803円 (-40円)
直近10日間の金相場平均価格:4,843円/g
【パラジウム相場】週明け29日のNYパラジウム相場は、ここ最近の連続安に対する反動買いや、中国追加緩和への期待感、原油高を背景に買いが優勢となり反発。中心限月の6月限は1トロイオンス495.65ドル(+13.20ドル)と、4営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前営業日までの売り地合いを受けて序盤より買い戻しが活発化。また、金やプラチナが堅調に推移しているのを眺めて、パラジウムもつられる形で買いが入り上昇した。その後、中国株の下落を受けた不安要因から次第に売り優勢の展開となるも、中国人民銀行(中央銀行)が景気を下支えるため追加の金融緩和を発表し、需要増加への期待感から相場は持ち直す展開となった。一方で、この日発表された米の経済指標が低調な内容となった事から、同国を含む世界的な景気先行き不安が台頭。米国株の下落や、投資家心理の悪化が上値を重くするも、原油高やドル安が相場の支えとなり、この日は買いが優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、4営業日ぶりに反発した海外相場を映して上伸。小売では1gあたり2,030円(+5円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を伸ばし、2日続伸となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/01 2030円 (+5円)
02/29 2025円 (+22円)
02/26 2003円 (±0円)
02/25 2003円 (-43円) ※最安値
02/24 2046円 (-6円)
02/23 2052円 (-10円)
02/22 2062円 (-27円)
02/19 2089円 (-65円)
02/18 2154円 (+21円) ※最高値
02/17 2133円 (-16円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,060円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1246.55ドル、パラジウムは503.20ドル、為替は1$112円37銭前後の値動きで推移しております。