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【金相場】17日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控えた様子見ムードが広がる中、持ち高調整目的の売りに押され小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1117.00ドル(-2.00ドル)と、小幅ながら値を下げマイナスに転じて取引を終了。この日の金相場は、序盤は前日の大幅高を受けた利益確定売りに押され軟調に推移。途中、外為市場ではドルが下落した事による割安感や、中国株の急落を警戒した逃避買いが入り買い戻される場面もあったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を控え様子見ムードが広がる中、持ち高調整的な売りに押されマイナス圏での値動きとなった。
その後、通常取引終了後に発表されたFOMCの声明を受けて相場は上昇。FOMCが政策金利の据え置きを決めたことで、米経済の強さに関する疑念が再び高まり、逃避目的の金買いが需要が強まったことから、ほぼ2週間ぶりの高値まで上昇した。
国内の金相場は時間外取引にて上昇した海外相場高を映して上伸。小売ベースでは1gあたり4,750円(+14円)と、2営業日続伸し、3日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/18 4750円 (+14円) ※最高値
09/17 4736円 (+73円)
09/16 4663円 (-18円) ※最安値
09/15 4681円 (-2円)
09/14 4683円 (-31円)
09/11 4714円 (+40円)
09/10 4674円 (-61円)
09/09 4735円 (+37円)
09/08 4698円 (+23円)
09/07 4675円 (-64円)
直近10日間の金相場平均価格:4,701円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウムは、前日までの高値推移から利益を確定する動きに押され軟調に推移。中心限月の12月限は1トロイオンス599.20ドル(-12.75ドル)と、前日の上げ幅を戻し、3営業日ぶりにマイナスに転じて取引を終了。序盤のパラジウムは、前日におよそ1ヶ月ぶりの高値を付けた事から、利益を確定する目的の売りが広がり軟調に推移。また、中国株が急落して引けた事を警戒されたほか、ドル高に相場を圧迫された事も売り要因となり下げ幅を拡大した。途中、米の株式相場が上昇した事を好感され買い戻される場面もあったが、FOMCの声明を控えた様子見から積極的な売買は手控えられ、そのままマイナス圏で取引を終えた。
国内のパラジウム相場はマイナスに転じたNY市場を映して反落。小売では1gあたり2,473円(-43円)と、前日につけたおよそ3週間ぶりの高値から本日は値を下げ、3営業日ぶりに反落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/18 2635円 (-43円)
09/17 2678円 (+49円) ※最高値
09/16 2629円 (+54円)
09/15 2575円 (-33円)
09/14 2608円 (+16円)
09/11 2592円 (+65円)
09/10 2527円 (-70円)
09/09 2597円 (+59円)
09/08 2538円 (+43円)
09/07 2495円 (-21円) ※最安値
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,587円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。