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【金相場】9日のNY金相場は、前日に続き投資家のリスク回避姿勢が後退し、株などのリスクの高い資産への投資意欲が活発化したほか、ドル高に相場を圧迫され続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1102.00ドル(-19.00ドル)と5営業日続落し、中心終値では先月7日相場以来およそ1ヶ月ぶりの安値で取引きを終了。序盤の金相場は、売り買いが交錯し前日終値を挟んだ展開で推移した。一方、前日同様この日の中国株価が堅調地合いとなりプラス圏で推移した事から、金の安全資産としての買い需要が後退し、相場は次第に売りが優勢となった。また、この日発表された米の7月求人件数が大幅に増加したことで、外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇。ドル高にも相場を圧迫され売りが加速したほか、インドが金輸入の抑制を検討していると伝わり、同国での需要が減退するとの見方が広がった事も売り材料となり、この日はほぼ1ヶ月ぶりの安値圏に沈んで取引きを終えた。
国内の金相場は引き続き売りが優勢となったNY市場を映して、軟調に推移し3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり4,674円(-61円)と、前日までの上昇分を消化し本日はマイナス圏での推移となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/10 4674円 (-61円) ※最安値
09/09 4735円 (+37円)
09/08 4698円 (+23円)
09/07 4675円 (-64円)
09/04 4739円 (-48円)
09/03 4787円 (-3円)
09/02 4790円 (-30円)
09/01 4820円 (+10円) ※最高値
08/31 4810円 (+30円)
08/28 4780円 (+41円)
直近10日間の金相場平均価格:4,751円/g
【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、ドル高や米の株価失速を背景に売りが優り反落。中心限月の12月限は1トロイオンス577.95ドル(-8.60ドル)と、前日の上げ幅をほぼ値戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤は堅調に推移した。また、中国当局による景気対策が功を奏し、この日の上海総合指数が引き続き堅調地合いとなった事を好感し、世界的な株高の流れの中、パラジウムも上げ幅を拡大。一時この日の高値595.00ドルまで上昇する場面もあった。しかしその後は、ドル高に相場を圧迫された事や、堅調に推移していた米の株価が失速し売りに転じたほか、軟調に推移している原油・金・プラチナの値動きにつられパラジウムも上げ幅を縮小し、結局終値ではマイナス圏に沈んで取引きを終えた。中心12月限の値動きは、高値595.00ドル、安値575.40ドル、終値577.95ドル。
国内のパラジウムは戻り売りとなったNY市場を映して反落。小売では1gあたり2,527円(-70円)と、前日までの上昇が一服し、本日は3営業日ぶりにマイナス圏での推移となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/10 2527円 (-70円)
09/09 2597円 (+59円)
09/08 2538円 (+43円)
09/07 2495円 (-21円) ※最安値
09/04 2516円 (-43円)
09/03 2559円 (+43円)
09/02 2516円 (-92円)
09/01 2608円 (+48円) ※最高値
08/31 2560円 (+12円)
08/28 2548円 (+199円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,546円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1108.05ドル、パラジウムは580.40ドル、為替は1$120円41銭前後の値動きで推移しております。