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【金相場】2日のNY金相場は、米雇用統計発表前に売りが加速した事や、連休を前にした持ち高調整売りに押され続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1163.50ドル(-5.80ドル)と3日続落し、中心終値では3月18日相場以来およそ3ヶ月半ぶりの安値で取引きを終了。この日の金相場は、米の6月雇用統計の発表を控えた警戒感から売りが広がり、取引き開始前の時間外より軟調に推移した。しかし、発表された雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想をやや下回る増加で、5月分も下方修正。また、平均時給が横ばいにとどまるなど、全体的に冴えない内容となった事から、外為市場ではドル売りが加速。相対的に金は買い戻され下げ幅を縮小した。また、弱めの雇用指標を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに慎重になるのではないかとの思惑が広がったことも、金の買いにつながり一時前日引け値近辺まで反発する場面もあった。ただ、その後はギリシャ政府が5日に実施する予定の国民投票の結果次第で、金融支援を巡る欧州連合(EU)との交渉が再開される可能性があるとした報を受け楽観的な見方の強まりから買いの勢いも限定的となったほか、この日は米独立記念日に伴う連休前の営業日で、持ち高調整売りが出やすかった事から上値を抑えられた。
国内の金相場は海外相場が下振れたほか、為替が円高に振れた事を映して反落。小売ベースでは1gあたり5,033円(-14円)と、5月14日相場以来およそ1か月半ぶりの安値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
07/03 5033円 (-14円) ※最安値
07/02 5047円 (+6円)
07/01 5041円 (-17円) ※最安値
06/30 5058円 (-46円)
06/29 5104円 (+22円)
06/26 5082円 (-23円)
06/25 5105円 (-8円)
06/24 5113円 (-15円)
06/23 5128円 (-27円)
06/22 5155円 (-14円) ※最高値
直近10日間の金相場平均価格:5100円/g
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、前日の大幅高を受けた利益確定売りや、連休を前にした持ち高調整売りに押され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス694.15ドル(-7.05ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、米の雇用関連指数の発表を控え、ドル高進行に相場を圧迫され時間外取引きから軟調に推移。また、前日の急伸を受けた利益確定売りが出た事や、中国株の急落が相場の重しとなった。その後、発表された米の6月雇用統計では市場予想に反して冴えない内容となった事から、外為市場ではドル売りに反転。ドル建てのパラジウムは割安感から買い戻されたほか、同様に金・プラチナなど他貴金属が上昇に転じた事も買い材料となり、再び700ドルを上抜いて上昇した。しかし、その後は連休を前にした持ち高調整売りに下押されたほか、株式相場の下落や、5月の製造業新規受注が予想以上に落ち込んだことを嫌気して、相場は再び売りが優勢の展開に。引けにかけては売り買いも少なく薄商いとなり、そのままマイナス圏でこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウムは3営業日ぶりにマイナスに転じたNY市場を映して軟調に推移。小売では1gあたり3,078円(-27円)と、前日の急伸から一服し、3営業日ぶりに反落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/03 3078円 (-27円)
07/02 3105円 (+119円)
07/01 2986円 (+33円)
06/30 2953円 (-60円) ※最安値
06/29 3013円 (-27円)
06/26 3040円 (-81円)
06/25 3121円 (-11円)
06/24 3132円 (+22円)
06/23 3110円 (-33円)
06/22 3143円 (-54円) ※最高値
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3068円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1167.85ドル、パラジウムは695.45ドル、為替は1$123円06銭前後の値動きで推移しております。