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【金相場】14日のNY金相場は、米国の利上げ観測が意識された事で相場を圧迫され反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1705.80ドル(-29.70ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。この日の外国為替市場では、ドルが主要通貨に対して強含み、ドル指数は約20年ぶり高値まで上昇。ドル建てで取引される金塊相場を圧迫した。また、前日発表された米消費者物価指数(CPI)が約40年半ぶりの高い伸びとなった事を受け、米長期金利が上昇した事も弱材料となり、この日はマイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり8,352円(-11円)と、小幅ながら値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/15 8,352円 (-11円)
07/14 8,363円 (+81円)
07/13 8,282円 (-84円)
07/12 8,366円 (+30円)
07/11 8,336円 (+13円)
07/08 8,323円 (+9円)
07/07 8,314円 (-130円)
07/06 8,444円 (-199円)
07/05 8,643円 (+49円)
07/04 8,594円 (-44円)
07/01 8,638円 (-102円)
10日間の金相場平均価格:8,402円/g
【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、世界景気の後退観測や中国での新型コロナウィルスの感染拡大が警戒され調整売りが継続。中心限月の9月限は1トロイオンス1898.10ドル(-73.30ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。約40年半ぶりの高い伸びとなった前日の米消費者物価指数(CPI)の発表を受け、市場では連邦準備制度理事会(FRB)が26、27日の連邦公開市場委員会(FOMC)で1%の利上げに踏み切るのではないかとの観測が急浮上した。14日発表の米卸売物価指数(PPI)もインフレ圧力の強さを示す内容となり、市場では急速な金融引き締めによって景気が失速し、需要が鈍化することへの警戒感が再燃。ユーロ圏成長率予想が下方修正されたことや、中国で新型コロナウイルス感染が拡大していることも売り材料視され、この日もマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、引き続き調軟調地合いとなったNY相場を映し3日続落。買取では1gあたり9,257円(-225円)と、マイナス圏で推移し値を下げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/15 9,257円 (-225円)
07/14 9,482円 (-237円)
07/13 9,719円 (-528円)
07/12 10,247円 (+66円)
07/11 10,181円 (+715円)
07/08 9,466円 (+281円)
07/07 9,185円 (+11円)
07/06 9,174円 (+27円)
07/05 9,147円 (-44円)
07/04 9,191円 (+22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,505円/g
11:40現在の金相場は1トロイオンス1718.60ドル、パラジウムは1908.95ドル、為替は1$139円01銭前後の値動きで推移しております。