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【金相場】30日のNY金相場は、買い一巡後に換金目的の売りに押され4日続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1807.30ドル(-10.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。30日発表の5月の米個人消費支出(PCE)の物価指数がインフレの高止まりを示し、インフレヘッジ(回避)を目的とした買いが強まり序盤は堅調な動きとなった。しかし、買い一巡後はFRBが高インフレ抑制に向けて、より一層厳しい金融引き締め政策に踏み切るのではないかとの警戒感が強まり、次第に売り優勢に反転。また、連休を控えた持ち高調整や、原油や株式が軟調となった事で換金売りが出やすかった事もあり、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、NY相場の値動きや為替動向からマイナス圏に転じ5営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり8,638円(-102円)と、約1週間ぶりの高値から値を落とす展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/01 8,638円 (-102円)
06/30 8,740円 (+31円)
06/29 8,709円 (+24円)
06/28 8,685円 (+10円)
06/27 8,675円 (+16円)
06/24 8,659円 (-119円)
06/23 8,778円 (+18円)
06/22 8,760円 (+34円)
06/21 8,726円 (+3円)
06/20 8,723円 (+103円)
10日間の金相場平均価格:8,709円/g
【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に対する反動や連休を控えた持ち高調整売りに押され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1916.10ドル(-30.50ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日におよそ3週間ぶりの高値を付けるなど一段高となった反動から利益確定の売りも出やすく序盤より小安く推移した。また、米国が積極的なペースで利上げを行うとの観測が広がる中、景気減速懸念も強まり、原油や株式が売られた事で、パラジウムも連れ安となったほか、7月4日の米独立記念日に伴う連休を控えている事に加え、四半期末ということも重なり、持ち高調整目的の売りが出やすい展開となった。
国内のパラジウム相場は、利確売りに押されたNY相場を映し反落。買取では1gあたり9,169円(-302円)と、前日に付けた約1ヶ月ぶり(3日相場9,477円来)の高値から値を落とし、上値追い一服となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/01 9,169円 (-302円)
06/30 9,471円 (+500円)
06/29 8,971円 (+94円)
06/28 8,877円 (+17円)
06/27 8,894円 (+165円)
06/24 8,729円 (-88円)
06/23 8,817円 (±0円)
06/22 8,817円 (+83円)
06/21 8,734円 (+44円)
06/20 8,690円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,917円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1810.70ドル、パラジウムは1917.90ドル、為替は1$135円36銭前後の値動きで推移しております。