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【金相場】28日のNY金相場は、対ユーロでのドル高などを背景に小幅安で推移し続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1821.20ドル(-3.60ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日は全体的に薄商いとなる中、欧州中央銀行(ECB)による積極的な利上げの可能性が意識され、金利を生まない資産である金は売りが出やすい展開となった。一方、米国株が軟調に推移したことで途中買い戻しが入りプラス圏に浮上するも、ドル高進行が重しとなり上値は1830.90ドルと限定的だった。
国内の金相場は、円安要因からプラス圏で推移し3日続伸。買取ベースでは1gあたり8,709円(+24円)と、値を伸ばす展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/29 8,709円 (+24円)
06/28 8,685円 (+10円)
06/27 8,675円 (+16円)
06/24 8,659円 (-119円)
06/23 8,778円 (+18円)
06/22 8,760円 (+34円)
06/21 8,726円 (+3円)
06/20 8,723円 (+103円)
06/17 8,620円 (-24円)
06/16 8,644円 (+45円)
10日間の金相場平均価格:8,698円/g
【パラジウム相場】28日のNYパラジウム相場は、小幅ながらプラス圏で推移し3日続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス1861.90ドル(+3.00ドル)と、買い優勢で取引きを終了。需給逼迫への警戒感を受け原油相場が堅調となったほか、中国の新型コロナウイルス感染防止の水際対策の緩和を好感した買いが先行し、パラジウムは時間外取引より堅調となった。また、G7サミット(先進7カ国首脳会議)で、ロシアへの追加制裁が協議され合意された事から、先行きの需給逼迫が意識され相場は一時1899.50ドルまで上伸した。しかし、消費者の景況感悪化を映す指標や、米国株の下げを受け、相場は次第に上げ幅を縮小する展開となった。
国内のパラジウム相場は、買い優勢となったNY相場や円安要因から急反発し上昇。買取では1gあたり8,971円(+94円)と、8,900円台に乗せ、13日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/29 8,971円 (+94円)
06/28 8,877円 (+17円)
06/27 8,894円 (+165円)
06/24 8,729円 (-88円)
06/23 8,817円 (±0円)
06/22 8,817円 (+83円)
06/21 8,734円 (+44円)
06/20 8,690円 (-22円)
06/17 8,712円 (±0円)
06/16 8,712円 (+99円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,795円/g
11:00現在の金相場は1トロイオンス1828.70ドル、パラジウムは1891.85ドル、為替は1$136円05銭前後の値動きで推移しております。