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【金相場】週末1日のNY金相場は、良好な米雇用統計を受けて大幅利上げ観測が強まる中、売り優勢となり3日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1923.70ドル(-30.30ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。米労働省が朝方発表した3月の雇用統計が堅調となった事を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が5月の金融政策会合で0.5%の大幅な追加利上げを決定する可能性が高まったとの見方が台頭。米国の長期金利が上昇基調を取り戻す中、金は相場を圧迫され相場は軟調となった。また、週末を控えた持ち高調整や、外国為替市場ではドルが対ユーロで堅調に推移したことも下押材料となり、この日は3営業日ぶりに値を下げて取引きを終えた。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映して3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり8,269円(-24円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/04 8,269円 (-24円)
04/01 8,293円 (+4円)
03/31 8,289円 (+30円)
03/30 8,259円 (-76円)
03/29 8,335円 (-61円)
03/28 8,396円 (-1円)
03/25 8,397円 (+127円)
03/24 8,270円 (+110円)
03/23 8,160円 (+37円)
03/22 8,123円 (+36円)
10日間の金相場平均価格:8,279円/g
【パラジウム相場】週末1日のNYパラジウム相場は、値頃感による買いが入り3営業日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス2267.50ドル(+11.90ドル)と、3月25日相場(1週間)ぶりの高値で取引きを終了。発表された米国の3月雇用統計結果が堅調となった事から、外国為替市場がドル高に振れた事を受け序盤は売り優勢の展開となった。しかし、その後は値頃感が意識され安値拾いの買いや、週末を控えた持ち高調整目的の買い支えが入りプラス圏に浮上。また、ウクライナ危機による先行きの供給逼迫への警戒感も意識され、結局この日も買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、堅調地合いを維持した週末のNY相場を映し反発。買取では1gあたり9,906円(+160円)と、3月29日相場(1週間)ぶりの高値となりました。中長期的な需給逼迫への警戒感から現在パラジウムは急騰中。年初来から本日までにgあたり+2,052円(+20.7%)と、価格水準を切り上げて推移中。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/04 9,906円 (+160円)
04/01 9,746円 (-132円)
03/31 9,878円 (+280円)
03/30 9,598円 (-456円)
03/29 10,054円 (-358円)
03/28 10,412円 (-605円
03/25 11,017円 (+39円)
03/24 10,978円 (+27円)
03/23 10,951円 (-137円)
03/22 11,088円 (+148円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,363円/g
10:45現在の金相場は1トロイオンス1930.70ドル、パラジウムは2332.45ドル、為替は1$122円50銭前後の値動きで推移しております。