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2022年02月10日国内金相場は6日続伸し約3ヵ月ぶりの高値を更新↑また、パラジウムも大幅反発し調整地合いが一服。

【金相場】9日のNY金相場は、米長期金利の低下やドルの軟化が支えとなり4営業日続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1836.60ドル(+8.70ドル)と、終値では1月25日相場(1852.50ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日の債券市場では米長期金利が低下し、対ユーロでドルが軟調に推移。金利を生まず、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じ買いが優勢となった。一方、米国株が大幅高で推移した事もあって、買い一巡後は上値を抑えられる場面もあったが、翌10日に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、事前予想では高インフレを改めて示されるとの思惑から、ヘッジ目的として金は買われ相場の下支えとなった。

国内の金相場は、買い地合いが継続したNY相場を映し6日続伸。買取ベースでは1gあたり7,432円(+32円)と、連日で年初来高値を上抜き、昨年11月19日相場(7,456円)以来およそ3ヵ月ぶりの高値更新となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

02/10  7,432円 (+32円)

02/09  7,400円 (+31円)

02/08  7,369円 (+39円)

02/07  7,330円 (+34円)

02/04  7,296円 (+27円)

02/03  7,269円 (+13円)

02/02  7,256円 (-9円)

02/01  7,265円 (+21円)

01/31  7,244円 (-37円)

01/28  7,281円 (-48円)

10日間の金相場平均価格:7,314円/g



【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、ドルの軟化や株高を背景に買いが優勢となり続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス2285.10ドル(+20.90ドル)と、堅調に推移して取引きを終了。この日は外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事から、ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に序盤より買いが広がり上昇した。また、依然としてウクライナ情勢への先行き警戒感が根強い事や、米国株が大幅高で推移した事も支援材料となり上げ幅を拡大。相場は一時2296.50ドルまで上伸する場面もあった。

国内のパラジウム相場は、買い優勢となったNY相場を映し大幅反発。買取では1gあたり9,295円(+181円)と、6営業日ぶりに反発し、調整が一服となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

02/10  9,295円 (+181円)

02/09  9,114円 (-82円)

02/08  9,196円 (-138円)

02/07  9,334円 (-77円)

02/04  9,411円 (-104円)

02/03  9,515円 (-6円)

02/02  9,521円 (+50円)

02/01  9,471円 (-105円)

01/31  9,576円 (-55円)

01/28  9,631円 (+242円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,406円/g


11:35現在の金相場は1トロイオンス1839.60ドル、パラジウムは2283.55ドル、為替は1$115円55銭前後の値動きで推移しております。

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