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【金相場】1日のNY金相場は、対ユーロでのドルの軟化を背景に買いが継続し続伸。中心限月の2月は1トロイオンス1801.50ドル(+5.10ドル)と、終値では1800ドル台に戻し、先週1月26日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は前日、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策について、中立的な金利水準は2.5%とした上で、今年末に1.25%まで利上げしても金融政策は緩和的との見解を示した。市場の過度の利上げ観測をけん制したFRB高官らの発言を受けて、外国為替市場では対ユーロでドルが軟化。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じ買いが優勢となった。途中、米国株が堅調となった事でやや上値を重くするも、1月のISM製造業総合景況指数が3ヵ月連続で低下した事や、ウクライナ情勢悪化への警戒感も安全資産として金需要を支え、この日もプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、NY相場では買いが継続するも、為替要因からマイナス圏に転じ反落。買取ベースでは1gあたり7,256円(-9円)と、値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/02 7,256円 (-9円)
02/01 7,265円 (+21円)
01/31 7,244円 (-37円)
01/28 7,281円 (-48円)
01/27 7,329円 (-51円)
01/26 7,380円 (+12円)
01/25 7,368円 (+47円)
01/24 7,321円 (-27円)
01/21 7,348円 (-32円)
01/20 7,380円 (+84円)
10日間の金相場平均価格:7,317円/g
【パラジウム相場】1日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、この日も利確売り優勢となり続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2346.50ドル(-9.30ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、最近の急騰に対する利益確定売りが出やすかった事から、時間外取引より軟調となり一時2300.50ドルまで値を下げる場面もあった。しかし、引き続きウクライナ情勢への緊張から、先行きの供給逼迫への警戒感が意識され急反発。ドル安による割安感や押し目買い、堅調な米国株を眺めてパラジウムも買い戻され一時2393.50ドルまで上昇した。ただ、ISM製造業指数が冴えない結果となった事なども意識され、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、引け後のNY相場の伸びを映しプラス圏に浮上。買取では1gあたり9,521円(+50円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/02 9,521円 (+50円)
02/01 9,471円 (-105円)
01/31 9,576円 (-55円)
01/28 9,631円 (+242円)
01/27 9,389円 (+660円)
01/26 8,729円 (+171円)
01/25 8,558円 (+148円)
01/24 8,410円 (+237円)
01/21 8,173円 (+181円)
01/20 7,992円 (+380円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,945円/g
10:30現在の金相場は1トロイオンス1806.20ドル、パラジウムは2362.45ドル、為替は1$114円68銭前後の値動きで推移しております。