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【金相場】週末14日のNY金相場は、米長期金利の上昇やドル高が重しとなり続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1816.50ドル(-4.90ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米国商務省が朝方発表した昨年12月の小売売上高が前月比1.9%減と、市場の横ばい予想に対し、5カ月ぶりのマイナスとなった。これを受けて、安全資産としての金に一時買いが集まったが、米長期金利の上昇や対ユーロでドルが堅調に転じたことを眺め、金は次第に売りに転じた。また、キング牧師生誕記念日に伴う米市場の3連休を控えた持ち高調整売りも出やすく、この日はマイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、週末のNY相場が小幅安で推移したことを映し、国内でも横ばい圏ながら小安く推移し3日続落。買取ベースでは1gあたり7,289円(-2円)と、横ばい圏ながらマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/19 7,296円 (-14円)
01/18 7,310円 (+21円)
01/17 7,289円 (-2円)
01/14 7,291円 (-46円)
01/13 7,337円 (-33円)
01/12 7,370円 (+79円)
01/11 7,291円 (+11円)
01/07 7,280円 (-82円)
01/06 7,362円 (-26円)
01/05 7,388円 (+129円)
10日間の金相場平均価格:7,321円/g
【パラジウム相場】週末14日のNYパラジウム相場は、連休を控えた持ち高調整売りやドル高を背景に売られ3営業日続落。中心限月の3月限は1トロイオンス1878.20ドル(-11.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了、昨年12月の米小売売上高は10カ月ぶりの大きな減少率となったほか、1月のミシガン大学消費者マインド指数も低調な内容となった事から、インフレ高進に伴う消費への逆風が強まったことが示唆され投資家心理が後退。米国株が引き続き軟調となる中、パラジウムも売りが出やすく序盤より小安く推移した。一方、世界最大のパラジウム供給国であるロシアによるウクライナ侵攻への警戒感が強まった事で、供給への先行き不安から買い戻す動きもあり相場は一時1916ドル近辺まで上昇。しかし、連休を控えた持ち高調整や、ドル高による割高感が意識され、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、値を下げ3日続落。買取では1gあたり7,541円(-16円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/19 7,612円 (+55円)
01/18 7,557円 (+16円)
01/17 7,541円 (-16円)
01/14 7,557円 (-132円)
01/13 7,689円 (-99円)
01/12 7,788円 (+5円)
01/11 7,783円 (+138円)
01/07 7,645円 (+22円)
01/06 7,623円 (-39円)
01/05 7,662円 (-192円) )
10日間のパラジウム相場平均価格:7,646円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1816.80ドル、パラジウムは1899.70ドル、為替は1$114円66銭前後の値動きで推移しております。