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2021年12月20日国内金相場は横ばい圏ながら3営業日ぶりに小反落したほか、パラジウムも前日の急騰から一服し3営業日ぶりにマイナス圏へ。

【金相場】週末17日のNY金相場は、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」やインフレ高止まりへの懸念を背景に続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1804.90ドル(+6.70ドル)と、月初来高値を抜いて11月22日相場以来およそ4週間ぶりの高値で取引きを終了。同日ぶりに節目の1800ドル台に回復。世界的なオミクロン株感染拡大への警戒感やインフレ高止まりの懸念が広がる中、金は安全資産やインフレヘッジ手段として買われ序盤より堅調に推移した。また、債券市場で米長期金利が低下したほか、米国株が下げ幅を広げた事も相場の支援材料となった。

国内の金相場は、為替要因から上げを消化し小幅安に。買取ベースでは1gあたり7,191円(-1円)と、横ばい圏ながら小幅に値を下げ3営業日ぶりに反落となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

12/20  7,191円 (-1円)

12/17  7,192円 (+44円)

12/16  7,148円 (+49円)

12/15  7,099円 (-32円)

12/14  7,131円 (+14円)

12/13  7,117円 (+22円)

12/10  7,095円 (-47円)

12/09  7,142円 (+23円)

12/08  7,119円 (+11円)

12/07  7,108円 (+26円)

10日間の金相場平均価格:7,134円/g



【パラジウム相場】週末17日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に続いてテクニカル要因から買いが旺盛となり急伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1784.80ドル(+62.00ドル)と、調整安となった今週の下げを埋め戻し、終値では9日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。FOMC結果を受け急速な買い戻しとなった前日相場の流れを引き継ぎ、この日のパラジウムも時間外取引きより堅調に推移。テクニカルな買いも入って相場は一時節目の1800ドルを突破し1865ドルまで急騰した。その後、新型コロナの変異型「オミクロン型」の感染拡大が懸念され、米国株が下げ幅を広げるなどリスク回避姿勢が強まった事で上値を重くするも、押し目買いなどに支えられ、プラス圏を維持して取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、週末のNY相場では引き続き堅調地合いを維持し大幅続伸となるも、時間外取引きの下げや為替要因から上げを消化しマイナス圏に反転。買取では1gあたり6,963円(-22円)と、3営業日ぶりに反落となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

12/20  6,963円 (-22円)

12/17  6,985円 (+467円)

12/16  6,518円 (±0円)

12/15  6,518円 (-236円)

12/14  6,754円 (-330円)

12/13  7,084円 (-149円)

12/10  7,233円 (-148円)

12/09  7,381円 (+11円)

12/08  7,370円 (±0円)

12/07  7,370円 (+143円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,018円/g


10:50現在の金相場は1トロイオンス1807.05ドル、パラジウムは1757.90ドル、為替は1$113円58銭前後の値動きで推移しております。

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