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【金相場】2日のNY金相場は、米国の利上げ前倒し観測を背景に相場を圧迫され反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1762.70ドル(-21.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派的発言をきっかけに金融政策の早期正常化観測が高まり、この日の金相場はマイナス圏での値動きとなった。また、労働省がこの日朝方発表した新規失業保険申請件数が堅調な結果となった事で、外国為替市場では対ユーロでドルが上昇し割高感が意識されたほか、米国株が急反発した事も材料となり相場を圧迫された。
国内の金相場は、マイナス圏に反転したNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり7,036円(-37円)と、値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/03 7,036円 (-37円)
12/02 7,073円 (+13円)
12/01 7,060円 (-93円)
11/30 7,153円 (-19円)
11/29 7,172円 (-64円)
11/26 7,236円 (-33円)
11/25 7,247円 (+14円)
11/24 7,255円 (-136円)
11/22 7,391円 (-67円)
11/19 7,458円 (-25円)
10日間の金相場平均価格:7,210円/g
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、ドル高が重しとなるも、引き続き押し目買いが入った事や、株式の急反発が好感され続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1771.40ドル(+17.90ドル)と、買い優勢で取引きを終了。新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対する過度な不安が後退し、米国株が急反発した事も材料視され、この日も買い優勢で取引きを終えた。米金融当局者の間では、インフレ率上昇を受け資産購入のテーパリング(段階的縮小)を加速すべきだとしたパウエル議長の先の発言に同調する向きが増えている中、外国為替市場ではドルがユーロに対して上昇。ドル建てのパラジウムは割高感が意識され序盤は軟調な展開となった。ただ、先週までの下げに対する値頃感から押し目を買われ、相場は次第に下げ幅を縮小。また、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対する過度な不安が後退し、米国株が急反発したのに連れてパラジウムもプラス圏に浮上し、結局買い優勢で引けた。
国内のパラジウム相場は、引き続き買い優勢となったNY相場を映し反発。買取では1gあたり7,040円(+82円)と、3営業日ぶりにプラス圏に反転しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/03 7,040円 (+82円)
12/02 6,958円 (-22円)
12/01 6,980円 (-231円)
11/30 7,211円 (+88円)
11/29 7,123円 (-401円)
11/26 7,524円 (-33円)
11/25 7,557円 (-127円)
11/24 7,684円 (-550円)
11/22 8,234円 (-319円)
11/19 8,553円 (-192円)
11/18 8,745円 (+66円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,486円/g
11:00現在の金相場は1トロイオンス1778.50ドル、パラジウムは1779.65ドル、為替は1$113円12銭前後の値動きで推移しております。