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【金相場】11日のNY金相場は、米国インフレ加速への警戒感を支えに買い地合いが継続し6営業日続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1863.90ドル(+15.60ドル)と、中心終値では6月14日相場(1865.90ドル)以来およそ5ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。前日発表の10月の米消費者物価指数が上振れしたのを受け、インフレに強い資産とされる金の投資妙味が意識されやすかった。一方、この日はベテランズデー(退役軍人の日)で米国の為替・債券市場が休場だったこともあり、終盤は1864ドル近辺で動意に乏しい展開となった。
国内の金相場は、約5ヶ月ぶりの高値を付けるなど一段高となったNY相場を映し6r連騰と上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり7,449円(+49円)と、 連日で年初来高値を抜いて、2020年8月11日相場(7,560円)以来およそ1年3ヶ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/12 7,449円 (+49円)
11/11 7,400円 (+153円)
11/10 7,247円 (+6円)
11/09 7,241円 (+14円)
11/08 7,227円 (+78円)
11/05 7,149円 (+40円)
11/04 7,109円 (-59円)
11/02 7,168円 (+30円)
11/01 7,138円 (-36円)
10/29 7,174円 (+5円)
10日間の金相場平均価格:7,230円/g
【パラジウム相場】11日のNYパラジウム相場は、金の堅調さやテクニカル要因から買い地合いが継続し続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2062.60ドル(+23.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、堅調に推移した前日相場の流れを引き継ぎ序盤より買い先行となった。また、インフレヘッジとして金が約5ヶ月ぶりの高値を付けるなど、この日も値を伸ばした事が意識されパラジウムにも買いが入る展開となった。
国内のパラジウム相場は、堅調地合いが継続したNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり8,272円(+93円)と、月初来高値を抜いて、10月20日相場(約3週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/12 8,272円 (+93円)
11/11 8,179円 (+143円)
11/10 8,036円 (-181円)
11/09 8,217円 (+66円)
11/08 8,151円 (+126円)
11/05 8,025円 (-49円)
11/04 8,074円 (-116円)
11/02 8,190円 (+215円)
11/01 7,975円 (+27円)
10/29 7,948円 (+121円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,107円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1865.90ドル、パラジウムは2073.65ドル、為替は1$113円98銭前後の値動きで推移しております。