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2021年10月28日NY相場の値動きや為替要因から国内貴金属は総じて値を下げ軟調に推移。

【金相場】27日のNY金相場は、米国長期金利の低下を背景にポジション調整的な買いが入り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1798.80ドル(+5.40ドル)と、プラス圏に反転して取引きを終了。この日は米長期金利が低下し、金利を生まない資産として投資妙味の増した金は買われやすかったほか、米国株式が軟調となった事も支援材料となり買い優勢となった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え市場では様子見ムードが広がり、買い一巡後は小動きな展開となった。

国内の金相場は、NY相場では買いが優るも為替が円高に振れた事でマイナス圏で推移し続落。買取ベースでは1gあたり7,169円(-19円)と、値を下げる展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

10/28  7,169円 (-19円)

10/27  7,188円 (-26円)

10/26  7,214円 (+62円)

10/25  7,152円 (+17円)

10/22  7,135円 (-6円)

10/21  7,141円 (+44円)

10/20  7,097円 (+33円)

10/19  7,064円 (-18円)

10/18  7,082円 (-81円)

10/15  7,163円 (+52円)

10日間の金相場平均価格:7,141円/g



【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は、原油や株式相場が軟調となるなど投資家心理の後退から売られ続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1974.30ドル(-30.50ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウム相場は、発表された欧州の経済指標が冴えない結果となった事から時間外取引より軟調となり安寄りした。また、原油の供給逼迫懸念がやや緩和されたほか、低調な米国経済指標、株式相場の軟調な動きなどリスク選好意欲の高まりが一服した事も売り材料となり、マイナスサイドで取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、軟調となったNY相場を映し続落。買取では1gあたり7,827円(-236円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/28  7,827円 (-236円)

10/27  8,063円 (-138円)

10/26  8,201円 (+143円)

10/25  8,058円 (-22円)

10/22  8,080円 (-192円)

10/21  8,272円 (-110円)

10/20  8,382円 (+324円)

10/19  8,058円 (-170円)

10/18  8,228円 (-204円)

10/15  8,432円 (+138円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,160円/g


11:50現在の金相場は1トロイオンス1805.70ドル、パラジウムは1976.90ドル、為替は1$113円60銭前後の値動きで推移しております。

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