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【金相場】20日のNY金相場は、インフレ懸念やドル安などを背景に買いを集め続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1784.90ドル(+14.40ドル)と、買い優勢となり、直近高値を付けた先週14日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。世界的なエネルギー価格の高騰を受けてインフレ懸念が広がる中、安全資産としての金の需要が高まり、買いが活発化した。また、外国為替市場でドルが対ユーロで下げに転じたことも、ドル建てで取引される金商品の割安感を強め、買いに拍車を掛けた。
国内の金相場は、買い優勢となり堅調地合いが継続したNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり7,141円(+44円)と、約4ヶ月ぶり(6月中旬)の高値水準に再浮上する展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/20 7,141円 (+44円)
10/19 7,064円 (-18円)
10/18 7,082円 (-81円)
10/15 7,163円 (+52円)
10/14 7,111円 (+107円)
10/13 7,004円 (+34円)
10/12 6,970円 (+53円)
10/11 6,917円 (+39円)
10/08 6,878円 (-19円)
10/07 6,897円 (+5円)
10日間の金相場平均価格:7,043円/g
【パラジウム相場】20日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に対する利確売りが出た事で反落。中心限月の12月限は1トロイオンス2082.40ドル(-18.50ドル)と、マイナスサイドに反転して取引きを終了。この日のパラジウムは、大幅高となった前日相場の反動から時間外取引より利益を確定する売りに押され安寄りした。一方、投資家がリスク選好を強め、20日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均やS&P500種株価指数が過去最高値を上回る場面があったほか、原油相場が2014年10月以来7年ぶりの高値を更新。また、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格が約半年ぶりに過去最高値を更新するなど、リスクオンムードからパラジウムも買い支えれ下値は限定的となった。
国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し反落。買取では1gあたり8,272円(-110円)と、値を下げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/21 8,272円 (-110円)
10/20 8,382円 (+324円)
10/19 8,058円 (-170円)
10/18 8,228円 (-204円)
10/15 8,432円 (+138円)
10/14 8,294円 (+176円)
10/13 8,118円 (-226円)
10/12 8,344円 (+66円)
10/11 8,278円 (+666円)
10/08 7,612円 (+242円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,202円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1794.60ドル、パラジウムは2093.40ドル、為替は1$114円33銭前後の値動きで推移しております。