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【金相場】6日のNY金相場は、売り買いまちまちの展開の中、小幅高で推移し反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1761.80ドル(+0.90ドル)と、横ばい圏ながら小高く推移して取引きを終了。この日は米株価の下落スタートを背景に安全資産としての金の需要が高まり序盤より買いが先行した。しかし米長期金利の高止まりと、対ユーロでのドル高の進行がドル建て商品である金の割高感につながり相場の上値を抑える展開となった。一方、午前に発表されたADP全米雇用報告は市場予想を上回る結果だったものの、週末8日の米雇用統計の発表を控えて市場には様子見ムードが広がり、相場は全体的に小動きな様相となった。
国内の金相場は、小幅高に振れたNY相場を映し5日続伸。買取ベースでは1gあたり6,897円(+5円)と、横ばい圏ながら小高く推移し、9月15日相場以来およそ3週間ぶりの高値更新となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/07 6,897円 (+5円)
10/06 6,892円 (+12円)
10/05 6,880円 (+2円)
10/04 6,878円 (+22円)
10/01 6,856円 (+70円)
09/30 6,786円 (-5円)
09/29 6,791円 (-34円)
09/28 6,825円 (+9円)
09/27 6,816円 (+10円)
09/22 6,806円 (+19円)
10日間の金相場平均価格:6,843円/g
【パラジウム相場】6日のNYパラジウム相場は、米国株の下落スタートを受けた売りに押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1867.80ドル(-31.60ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。この日のパラジウム相場は、米国の債務上限問題への警戒感から株価が下落してスタートした事を受け、序盤より売りが先行し軟調となった。また、外国為替市場ではドル買いが進んだ事も意識された。ただ、米国債務上限問題の行き詰まりが打開される可能性が浮上すると、株式相場が終盤の取引で上昇に転じた事を眺めてパラジウムも買い戻しが入り、引け後は1895ドル超まで上昇した。
国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し反落。買取では1gあたり7,370円(-72円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/06 7,370円 (-72円)
10/06 7,442円 (+83円)
10/05 7,359円 (-99円)
10/04 7,458円 (+11円)
10/01 7,447円 (+132円)
09/30 7,315円 (-116円)
09/29 7,431円 (-187円)
09/28 7,618円 (-38円)
09/27 7,656円 (+385円)
09/22 7,271円 (-50円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,437円/g
12:50現在の金相場は1トロイオンス1766.90ドル、パラジウムは1899.40ドル、為替は1$111円45銭前後の値動きで推移しております。