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2021年10月01日国内貴金属は軒並み上昇↑金は約2週間ぶりの高値となったほか、パラジウムも4営業日ぶりに急反発。

【金相場】30日のNY金相場は、ここ最近の値頃感から安値拾いの買いが入り大幅反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1757.00ドル(+34.10ドル)と、3営業日ぶりに上昇して取引きを終了。この日の金相場は、安値拾いの買いが活発化し朝方から昼ごろにかけて一本調子で上昇するなど堅調となった。また、米国株が午後にかけて下げ幅を拡大したことから、安全資産として金が買われた面もあった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月にもテーパリング(量的緩和縮小)の開始を決定するとみられる中、米長期金利はこの日も高止まりし、買い一巡後は上値を抑えられる展開となった。

国内の金相場は、急反発したNY相場を映し大幅反発。買取ベースでは1gあたり6,856円(+70円)と、3営業日ぶりに急反発し、9月16日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

10/01  6,856円 (+70円)

09/30  6,786円 (-5円)

09/29  6,791円 (-34円)

09/28  6,825円 (+9円)

09/27  6,816円 (+10円)

09/22  6,806円 (+19円)

09/21  6,787円 (+23円)

09/17  6,764円 (-130円)

09/16  6,894円 (-54円)

09/15  6,948円 (+19円)

10日間の金相場平均価格:6,827円/g



【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、安値拾いの買い戻しや、中国の電力危機の過度な警戒感の緩和などを背景に買いが強まり急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1899.80ドル(+69.50ドル)と、6営業日ぶりに上昇して取引きを終了。この日のパラジウム相場は、前日までの下げに対する値頃感が意識され、時間外取引きより安値拾いの買いが入り高寄りした。また、電力不足が深刻となっている中国では、当局が国有の大手エネルギー各社に対し、冬季の供給確保に全力で取り組むよう厳命するなど対応を示した事から、過度な警戒感が緩和した事も支援材料となったほか、米国の債務上限問題による政府機関の閉鎖が回避される見通しとなったことも買い材料となり、相場は一時1905.50ドルまで上げ幅を拡大するなど、この日は堅調な展開となった。

国内のパラジウム相場は、買い優勢で引けたNY相場を映し急反発。買取では1gあたり7,447円(+132円)と、4営業日ぶりに値を上げプラス圏に反転しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/01  7,447円 (+132円)

09/30  7,315円 (-116円)

09/29  7,431円 (-187円)

09/28  7,618円 (-38円)

09/27  7,656円 (+385円)

09/22  7,271円 (-50円)

09/21  7,321円 (-500円)

09/17  7,821円 (+44円)

09/16  7,777円 (+110円)

09/15  7,667円 (-391円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,532円/g


11:30現在の金相場は1トロイオンス1760.25ドル、パラジウムは1894.70ドル、為替は1$111円32銭前後の値動きで推移しております。

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