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2015年04月09日海外相場が調整売りとなった事から、国内金相場は4営業日ぶりに反落↓およそ1ヵ月ぶりの高値圏から後退。

8日のNY金相場は続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1203.10ドル(-7.50ドル)と、週初の大幅な上昇からの調整的な売りが継続した事や、3月のFOMC議事要旨発表を控えた警戒売りが出た事で2日続落して取引きを終了。この日は新規材料に乏しかった中、前日同様に利益確定売りが出た事から序盤より小安く推移。また、通常取引終了後に公表予定の、米連邦公開市場委員会(FOMC)の3月議事録要旨が意識され持ち高を調整する動きや、原油安、米の株価上昇に相場を圧迫され、終始売りが優勢で推移した。
その後、取引き終了後に米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月のFOMC議事要旨によると、複数の委員が「6月に利上げできる環境が整う」などと見ていたことが明らかになった。低調だった3月の雇用統計より前のFOMCではあるが、年内早めの利上げが改めて意識された事から外為市場ではドル高・ユーロ安が進行。ドル建ての金相場は割高感から売りが進み、下げ幅を拡大する場面もあった。年央を支持した以外は、6月以降の年内、または2016年の利上げ支持者だった。

《直近10営業日のNY金相場推移(中心限月終値 $/toz)》

04/08   1203.1 (-7.5)

04/07   1210.6 (-8.0)

04/06   1218.6 (+17.7) ※高値

04/02   1200.9 (-7.3)

04/01   1208.2 (+25.0)

03/31   1183.2 (-2.1) ※安値

03/30   1185.3 (-14.5)

03/27   1199.8 (-5.0)

03/26   1204.8 (+7.8)

03/25   1197.0 (+5.6)

10日間のNY金相場平均価格:1201.0ドル/toz




国内の金相場は海外相場の続落を映して反落。小売ベースでは1gあたり5,059円(-33円)と、前日付けたおよそ1ヵ月ぶりの高値から後退し、4営業日ぶりにマイナスに転じました。

《直近10営業日の金相場価格推移(小売)》

04/09   5059円 (-33円)

04/08   5092円 (+10円) ※最高値

04/07   5082円 (+6円)

04/06   5076円 (+35円)

04/03   5041円 (-2円)

04/02   5043円 (+63円)

04/01   4980円 (-9円) ※最安値

03/31   4989円 (-10円)

03/30   4999円 (-24円)

03/27   5023円 (+25円)

03/26   4998円 (+1円)

直近10日間の金相場平均価格:5,038円/g



11:30現在の金相場は1トロイオンス1197.30ドル、為替は1$120円38銭前後の値動きで推移しております。

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