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2021年09月02日国内金相場は前日に続き約1ヵ月ぶりの高値を更新した一方、パラジウムは連騰が一服し4営業日ぶりに反落。

【金相場】1日のNY金相場は、強弱まちまちの米経済指標を受けて売り買いが交錯し小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1816.00ドル(-2.10ドル)と、小幅ながら値を下げて取引きを終了。米民間サービス会社ADPが発表した8月の全米雇用報告は、市場予想を大きく下回るなど低調な結果となった。これを受けて、外国為替市場では対ユーロでドルが下落。ドル建てで取引される金商品の割安感につながり、金は買いが先行した。ただ、その後に発表された、8月のISM米製造業購買担当者景況指数(PMI)が好調な結果となったことで金は次第に値を消し、結局小幅安で引けた。

国内の金相場は、横ばい圏ながら値を伸ばし続伸。買取ベースでは1gあたり7,012円(+6円)と、小幅高で推移し、前日に続き7月30日相場(7,023円)以来およそ1ヵ月ぶりの高値を更新しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

09/02  7,012円 (+6円)

09/01  7,006円 (+21円)

08/31  6,985円 (-17円)

08/30  7,002円 (+73円)

08/27  6,929円 (+10円)

08/26  6,919円 (-28円)

08/25  6,947円 (-10円)

08/24  6,957円 (+94円)

08/23  6,863円 (-10円)

08/20  6,873円 (-27円)

10日間の金相場平均価格:6,949円/g

 

【パラジウム相場】1日のNYパラジウム相場は、米国経済指標の内容などを受け、投資家のディフェンシブ姿勢が強まり売り優勢の展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス2441.50ドル(-29.50ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日の米指標では、ADP民間雇用者数の増加幅が市場予想を大きく下回る結果となったほか、米供給管理協会(ISM)の製造業総合景況指数は予想に反して上昇したが、供給障害や雇用面の制約も浮き彫りにする結果となった。これら冴えない米国経済指標を背景に投資家心理がやや冷える中、パラジウムも持ち高調整目的などから売りが出て軟調となった。その後、週末3日の米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも広がり、取引き終盤は積極的な商いが手控えられた。

国内のパラジウム相場は、売り優勢となったNY相場を映し反落。買取では1gあたり9,411円(-115円)と、4営業日ぶりに値を下げ、前日に付けた約2週間ぶりの高値から値を下げる展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/02  9,411円 (-115円)

09/01  9,526円 (+27円)

08/31  9,499円 (+193円)

08/30  9,306円 (+77円)

08/27  9,229円 (-121円)

08/26  9,350円 (-116円)

08/25  9,466円 (+242円)

08/24  9,224円 (+380円)

08/23  8,844円 (-88円)

08/20  8,932円 (-424円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,279円/g


11:50現在の金相場は1トロイオンス1825.65ドル、パラジウムは2443.10ドル、為替は1$109円97銭前後の値動きで推移しております。

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