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【金相場】26日のNY金相場は、米国の株安や、カブールの空港で起きた爆発などを背景にリスク回避姿勢が強まる中、安全資産として買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1795.20ドル(+4.20ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らの量的緩和縮小の早期開始を示唆する発言を受けて、株安が進行。また、アフガニスタンの首都カブールの空港周辺で自爆攻撃とみられる爆発が起き、アフガニスタン情勢の急変で高まる地政学リスクへの警戒感も金の支援材料となり堅調となった。ただ、外国為替市場では対ユーロでドルが上昇し、割高感が生じた金は下押されたほか、利益確定の売りも一部で見られ、終盤は上げ幅を縮小する展開となった。
市場の関心は、米連邦準備制度理事会(FRB)が、ジャクソンホール会議で量的緩和の縮小についてどのような姿勢を示すかに注目している。
国内の金相場は、リスクオフから買われたNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,929円(+10円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/27 6,929円 (+10円)
08/26 6,919円 (-28円)
08/25 6,947円 (-10円)
08/24 6,957円 (+94円)
08/23 6,863円 (-10円)
08/20 6,873円 (-27円)
08/19 6,900円 (+19円)
08/18 6,881円 (+20円)
08/17 6,861円 (+10円)
08/16 6,851円 (+141円)
10日間の金相場平均価格:6,898円/g
【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、量的緩和の早期縮小観測や、地政学リスクの高まりを背景に投資家心理が冷える中、売りが優勢となり続落。中心限月の9月限は1トロイオンス2388.30ドル(-42.40ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持たない当局者から、早期テーパリングを支持する声が相次いだほか、アフガニスタンで起きた爆発を受けた米国株安への警戒も加わり、リスク回避の動きが強まる中、パラジウムも売られ軟調となった。また、外国為替市場ではドル買いが進んだ事も相場の圧迫材料となり、この日は売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、軟調となったNY相場を映し続落。買取では1gあたり9,229円(-121円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/27 9,229円 (-121円)
08/26 9,350円 (-116円)
08/25 9,466円 (+242円)
08/24 9,224円 (+380円)
08/23 8,844円 (-88円)
08/20 8,932円 (-424円)
08/19 9,356円 (-302円)
08/18 9,658円 (-292円)
08/17 9,950円 (-154円)
08/16 10,104円 (-110円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,411円/g
13:20現在の金相場は1トロイオンス1804.50ドル、パラジウムは2415.70ドル、為替は1$110円01銭前後の値動きで推移しております。