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【金相場】25日のNY金相場は、米長期金利の上昇が重しとなり4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1791.00ドル(-17.50ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。この日は、米国長期金利の上昇を受けて、金利を生まない資産である金の売りが優勢となった。また、このところの相場上昇で、利益確定の売りも出やすい展開となった。ただ、安値圏では押し目買いも入り、終盤にかけては下げ幅を縮小した。
27日に開催される経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米連邦制度準備理事会(FRB)議長の講演に、市場の関心は高まっている。
国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映し続落。買取ベースでは1gあたり6,919円(-28円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/26 6,919円 (-28円)
08/25 6,947円 (-10円)
08/24 6,957円 (+94円)
08/23 6,863円 (-10円)
08/20 6,873円 (-27円)
08/19 6,900円 (+19円)
08/18 6,881円 (+20円)
08/17 6,861円 (+10円)
08/16 6,851円 (+141円)
08/11 6,710円 (-13円)
10日間の金相場平均価格:6,876円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、長期金利の上昇や利確売りが出た事で3営業日ぶりに反落。中心限月の9月限は1トロイオンス2430.70ドル(-11.80ドル)と、マイナスサイドに反転して取引きを終了。この日のパラジウムは、急伸した前日相場の流れを引き継ぎ、時間外取引きでは買いが先行し相場は一時2480ドルまで上伸した。その後、発表されたドイツの8月IFO景況指数が冴えない内容となった事を受けて、相場は次第に売り優勢に反転。また、米国長期金利の上昇や、連日の急伸に対する利益確定売りも出やすく相場を圧迫された。ただ、米国株のS&P500とナスダックがいずれも最高値を更新するなど株式市場が堅調となった事で、下値は限定的となった。
国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取では1gあたり9,350円(-116円)と、前日までの急伸が一服し、マイナス圏に反転しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/26 9,350円 (-116円)
08/25 9,466円 (+242円)
08/24 9,224円 (+380円)
08/23 8,844円 (-88円)
08/20 8,932円 (-424円)
08/19 9,356円 (-302円)
08/18 9,658円 (-292円)
08/17 9,950円 (-154円)
08/16 10,104円 (-110円)
08/11 10,214円 (+154円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,510円/g
11:00現在の金相場は1トロイオンス1794.35ドル、パラジウムは2429.80ドル、為替は1$109円98銭前後の値動きで推移しております。