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【金相場】週明け12日のNY金相場は、売り買いが交錯する中で、対ユーロでのドル高が重しとなり反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1805.90ドル(-4.70ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。時間外取引きのアジア市場では小高く推移するも、日中取引きに入ると、対ユーロでドルが上昇基調となる中で、金は割高感が意識され次第に売り優勢に反転。また、主要株価指数が軒並み最高値を更新するなど、堅調となった事も金にとっては圧迫材料となった。その後、売り一巡後は買い戻されるも、終盤は様子見ムードが広まり、1805ドル近辺で小動きとなった。市場は、量的緩和の縮小や利上げの時期を見極めたいとの思惑から、13日発表の米消費者物価指数(CPI)や14日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に注目している。
国内の金相場は、週明けのNY市場では小幅安で推移するも、為替が円安に傾斜した事を映し続伸。買取ベースでは1gあたり7,007円(+7円)と、先週8日に付けた直近高値と並び、6月17日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/13 7,007円 (+7円)
07/12 7,001円 (+40円)
07/09 6,961円 (-46円)
07/08 7,007円 (+35円)
07/07 6,972円 (-5円)
07/06 6,977円 (+12円)
07/05 6,965円 (+11円)
07/02 6,954円 (+60円)
07/01 6,894円 (+65円)
06/30 6,829円 (-68円)
10日間の金相場平均価格:6,957円/g
【パラジウム相場】週明け12日のNYパラジウム相場は、株高やテクニカル要因から買いが膨らみ急伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2859.30ドル(+47.30ドル)と、先週7日に付けた直近高値(2848.30ドル)を上抜き、終値では6月2日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。新型コロナウイルスの感染再拡大に対する懸念などを背景に、時間外取引きでは安寄りし小安く推移した。その後、日中取引きに入ると次第に買い戻しが入り流れが反転。主要株価指数が軒並み最高値を更新するなど堅調となった事で、パラジウムも上昇。ドル高が一服した事や、テクニカル要因の買いが入り相場は一時2868ドルまで急伸するなど一段高となった。
国内のパラジウム相場は、一段高となった週明けのNY相場を映し急反発。買取では1gあたり10,995円(+171円)と、8日に付けた約1ヵ月半ぶり(5月20日相場)の高値水準に再浮上する展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/13 10,995円 (+171円)
07/12 10,824円 (-11円)
07/09 10,835円 (-187円)
07/08 11,022円 (+247円)
07/07 10,775円 (-165円)
07/06 10,940円 (+83円)
07/05 10,857円 (+82円)
07/02 10,775円 (-5円)
07/01 10,780円 (+396円)
06/30 10,384円 (+22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,819円/g
10:40現在の金相場は1トロイオンス1814.20ドル、パラジウムは2819.75ドル、為替は1$110円09銭前後の値動きで推移しております。