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【金相場】8日のNY金相場は、小幅ながら値を下げ6営業日ぶりに反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1800.20ドル(-1.90ドル)と、マイナスサイドに反転して取引きを終了。米国長期金利が1.27%付近まで急低下。外国為替市場でもドルが軟化し、割安感の強まった金商品は、一時1819.50ドルまで買い進まれた。米労働省が発表した新規の失業保険申請が3週間ぶりに悪化し、米雇用回復ペースに不安が広がったことも、金相場の追い風となった。ただその後、長期金利が幾分持ち直した事や、株安などによる損失補填などを含めた利益確定の売りに押され、結局マイナスサイドで取引きを終えた。
国内の金相場は、NY相場の値動きや円高要因からマイナスサイドに転じ反落。買取ベースでは1gあたり6,961円(-46円)と、前日に付けた約3週間(6月17日相場)ぶりの高値から値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/09 6,961円 (-46円)
07/08 7,007円 (+35円)
07/07 6,972円 (-5円)
07/06 6,977円 (+12円)
07/05 6,965円 (+11円)
07/02 6,954円 (+60円)
07/01 6,894円 (+65円)
06/30 6,829円 (-68円)
06/29 6,897円 (-28円)
06/28 6,925円 (+10円)
10日間の金相場平均価格:6,938円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に対する反動や、リスク回避ムードから売り押され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス2810.20ドル(-38.10ドル)と、マイナスサイドに反転して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日終値では約1ヵ月ぶり(6月2日相場来)の高値を更新するなど一段高となった流れを引き継ぎ、時間外取引きのアジア市場では高寄りし堅調となった。一方、欧州時間に入ると株安などリスクオフの台頭から徐々に軟調な展開に反転。日中取引きでは発表された米国経済指標(週間失業保険申請件数)の軟調結果や、株安などに圧迫されたほか、高値圏による利益確定を目的とした売りも出やすかった事で、この日は売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、利確売りに押されたNY相場や円高要因からマイナス圏に転じ反落。買取では1gあたり10,835円(-187円)と、前日記録した約1ヵ月半ぶり(5月20日相場来)の高値から値を下げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/09 10,835円 (-187円)
07/08 11,022円 (+247円)
07/07 10,775円 (-165円)
07/06 10,940円 (+83円)
07/05 10,857円 (+82円)
07/02 10,775円 (-5円)
07/01 10,780円 (+396円)
06/30 10,384円 (+22円)
06/29 10,362円 (+126円)
06/28 10,236円 (-5円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,637円/g
11:25現在の金相場は1トロイオンス1812.60ドル、パラジウムは2801.35ドル、為替は1$109円89銭前後の値動きで推移しております。