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【金相場】週明け28日のNY金相場は、ドルの値動きを眺めつつ、リスク回避姿勢がやや高まった事を受け小幅続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1780.70ドル(+2.90ドル)と、小幅ながら値を伸ばして取引きを終了。朝方は、ドル高・ユーロ安の動きを眺め、ドル建ての商品として割高感が強まった金は売りが先行した。しかしその後、米長期金利の低下などを背景にドルが上げ幅を縮小すると、金は買い戻される展開に。また、デルタ株によるコロナ感染が拡大している事で警戒感が出たほか、株安もあって、結局プラス圏で取引きを終えた。ただ市場には、今週末に発表される6月の米雇用統計を見極めたいとの気分も広がっており、全体的には方向感に乏しい値動きとなった。
国内の金相場は、為替が円高に傾斜した事を受けマイナス圏へ沈下。買取ベースでは1gあたり6,897円(-28円)と、値を下げ反落となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/29 6,897円 (-28円)
06/28 6,925円 (+10円)
06/25 6,915円 (-21円)
06/24 6,936円 (+13円)
06/23 6,923円 (+12円)
06/22 6,911円 (+49円)
06/21 6,862円 (-30円)
06/18 6,892円 (-158円)
06/17 7,050円 (-100円)
06/16 7,150円 (-36円)
10日間の金相場平均価格:6,946円/g
【パラジウム相場】週明け28日のNYパラジウム相場は、テクニカル要因や持ち高調整目的の買いが入り急反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2699.40ドル(+62.20ドル)と、節目の2700ドル圏内まで急浮上し、終値では16日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。時間外取引きのアジア市場では、買い戻しが先行し小幅高で推移。その後、欧州時間に入ると、ドル買い・ユーロ売りが進んだ事で一旦売り優勢となった。しかし、日中取引きに入るとテクニカル要因から買い戻しが活発化。金の押し目買いや、持ち高調整目的の買いなども加わり相場は一時2704.50ドルを記録するなど一段高となり、節目の2700ドル台を突破した。その後、株安などからやや上げ幅を縮小するも、ドル買いが一服した事で相場を支えられ、そのまま高値圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、一段高で引けたNY相場を映し急反発。買取では1gあたり10,362円(+126円)と、大幅高で推移し、17日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/29 10,362円 (+126円)
06/28 10,236円 (-5円)
06/25 10,241円 (+132円)
06/24 10,109円 (+181円)
06/23 9,928円 (-44円)
06/22 9,972円 (+292円)
06/21 9,680円 (±0円)
06/18 9,680円 (-1128円)
06/17 10,808円 (+176円)
06/16 10,632円 (+28円)
06/15 10,604円 (-55円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,165円/g
12:10現在の金相場は1トロイオンス1781.90ドル、パラジウムは2690.75ドル、為替は1$110円54銭前後の値動きで推移しております。