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【金相場】週末25日のNY金相場は、経済指標やドルの値動きを眺めて売り買いが拮抗。中心限月の8月限は1トロイオンス1777.80ドル(+1.10ドル)と、横ばい圏ながらプラス圏に反転して取引きを終了。なお、週間では4週ぶりに反発した。この日米商務省が発表した5月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比3.9%上昇と12年9カ月ぶりの高い伸びとなった。ただ、市場予想よりは弱めの内容だったため、量的緩和の早期縮小や利上げ前倒しへの懸念が後退。また、ドル安の進行でドル建ての金商品に割安感が強まったことも支援材料となり、相場は一時1791.00ドルまで上昇した。しかし、取引き中盤に米長期金利が上昇し、為替がドル高方向に振れると、金は次第に上値を重くし上げ幅を縮小。週末を控えた持ち高調整もあって、結局小幅高で取引きを終えた。
国内の金相場は、小反発した週末のNY相場を映しプラス圏に反転。買取ベースでは1gあたり6,925円(+10円)と、値を上げ反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/28 6,925円 (+10円)
06/25 6,915円 (-21円)
06/24 6,936円 (+13円)
06/23 6,923円 (+12円)
06/22 6,911円 (+49円)
06/21 6,862円 (-30円)
06/18 6,892円 (-158円)
06/17 7,050円 (-100円)
06/16 7,150円 (-36円)
06/15 7,186円 (-10円)
10日間の金相場平均価格:6,975円/g
【パラジウム相場】週末25日のNYパラジウム相場は、このところの連騰から利確売りも出やすかった事で5営業日ぶりに反落。中心限月の9月限は1トロイオンス2637.20ドル(-6.70ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。買い地合いが継続した前日相場の流れを引き継ぎ、この日のパラジウムも時間外取引きより堅調に推移し上昇した。また、外国為替市場ではドル安が進んだほか、米国株の上伸も支援材料となり、相場は一時2660.50ドルを付けるなど一段高となった。しかし、米国長期金利が上昇した事や、ドル安が一服すると売り優勢に反転。前日までに4連騰していた事もあって、利確売りに押される形となり、結局マイナス圏に沈下して取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、週末のNY相場の値動きを映し小反落。買取では1gあたり10,236円(-5円)と、横ばい圏ながら小安く推移し、3営業日ぶりにマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/28 10,236円 (-5円)
06/25 10,241円 (+132円)
06/24 10,109円 (+181円)
06/23 9,928円 (-44円)
06/22 9,972円 (+292円)
06/21 9,680円 (±0円)
06/18 9,680円 (-1128円)
06/17 10,808円 (+176円)
06/16 10,632円 (+28円)
06/15 10,604円 (-55円)
06/14 10,659円 (+22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,189円/g
11:00現在の金相場は1トロイオンス1783.80ドル、パラジウムは2650.60ドル、為替は1$110円73銭前後の値動きで推移しております。