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【金相場】24日のNY金相場は、全体的にレンジ内での値動きとなる中、ドルの対ユーロ相場が持ち直す動きから次第に売り押され小反落。中心限月の8月限は1776.70ドル(-6.70ドル)と、前日の上げを戻して取引きを終了。朝方はドル安・ユーロ高の流れを受け、ドル建て商品としての割安感の強まりから金買いが先行した。しかし、ドル売りが一服した事や米国株の上昇を受けて、金は値を削る展開に。一方、安値圏では押し目買いも入るなど、この日は全体的に狭いレンジ内での値動きとなった。途中、発表された週間新規失業保険申請は2週ぶりの改善。1-3月期の実質GDP(国内総生産)確定値は前期比年率6.4%増と予想通りの結果となったが、相場への反応は乏しかった。
国内の金相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し4営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり6,915円(-21円)と、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/25 6,915円 (-21円)
06/24 6,936円 (+13円)
06/23 6,923円 (+12円)
06/22 6,911円 (+49円)
06/21 6,862円 (-30円)
06/18 6,892円 (-158円)
06/17 7,050円 (-100円)
06/16 7,150円 (-36円)
06/15 7,186円 (-10円)
06/14 7,196円 (-72円)
10日間の金相場平均価格:7,002円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、米国株の上昇や、米国のインフラ投資計画による景気回復期待などから買いを集め4日上伸。中心限月の9月限は1トロイオンス2643.90ドル(+13.40ドル)と、上げ幅を拡大し、終値では前日相場同様に16日相場(約1週間)ぶりの高値に戻して取引きを終了。買いの騰勢を強めた前日相場の流れを引き継ぎ、この日のパラジウムは時間外取引きより買いが先行し上伸した。ドイツのIFO経済研究所が発表した6月の同国企業の景況感指数は101.8と前月(99.2)から改善するなど、新型コロナワクチンの普及によって欧州経済も回復基調となりつつあるほか、S&P500種株価指数が過去最高値を更新するなど米国株が堅調となった事も、パラジウムの買いを促し上げ幅を拡大。相場は一時2656.50ドルまで上伸した。その後、ドル安一服を眺めてやや上値を重くする場面も見られたが、米国バイデン大統領が掲げるインフラ投資計画が、超党派の上院議員グループと合意したと発表されると、同国景気回復がさらに進むとの楽観が広がりパラジウムは再度買い戻される展開となった。
国内のパラジウム相場は、買い地合いが継続したNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり10,241円(+132円)と、前日に続き大幅高で推移し、17日相場(約1週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/25 10,241円 (+132円)
06/24 10,109円 (+181円)
06/23 9,928円 (-44円)
06/22 9,972円 (+292円)
06/21 9,680円 (±0円)
06/18 9,680円 (-1128円)
06/17 10,808円 (+176円)
06/16 10,632円 (+28円)
06/15 10,604円 (-55円)
06/14 10,659円 (+22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,231円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1785.10ドル、パラジウムは2660.35ドル、為替は1$110円88銭前後の値動きで推移しております。