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【金相場】週明け21日のNY金相場は、値頃感による買い戻しや、ドル安を背景に買われ3営業日ぶりに反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1782.90ドル(+13.90ドル)と、プラス圏に反転して取引きを終了。朝方は、米長期金利の持ち直しの動きを眺めて金売りが先行。しかし、売りが一巡すると、このところの調整に対する値頃感が意識され買い戻しに反転。外国為替市場では、ユーロ買い・ドル売りが進む中、金はドル建て商品としての割安感からプラス圏に浮上した。市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が22日の議会証言で、早期の金融緩和縮小や利上げ前倒しなどについて発言するかに注目している。
国内の金相場は、買い優勢となり3営業日ぶりに反発した週明けのNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,911円(+49円)と、7営業日ぶりに反発し、調整地合いが一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
06/22 6,911円 (+49円)
06/21 6,862円 (-30円)
06/18 6,892円 (-158円)
06/17 7,050円 (-100円)
06/16 7,150円 (-36円)
06/15 7,186円 (-10円)
06/14 7,196円 (-72円)
06/11 7,268円 (+20円)
06/10 7,248円 (-26円)
06/09 7,274円 (-12円)
10日間の金相場平均価格:7,104円/g
【パラジウム相場】週明け21日のNYパラジウム相場は、最近の調整に対する値頃感や、株高・ドル安などリスク回避姿勢の一服を背景に買い戻され急反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2558.30ドル(+88.40ドル)と、3営業日ぶりに大幅反発して取引きを終了。米国の早期利上げ観測の高まりを受けリスク回避の動きが台頭する中、パラジウムは前週末にかけて調整地合いとなっていた。この日はその反動から値頃感が意識されやすく、安値拾いが入ったほか、外国為替市場ではドル売りが進んだ事も割安感に繋がり序盤より堅調となった。また、米株式市場でダウ工業株30種平均の上げ幅が一時600ドルを超えるなど大幅高となったほか、原油先物の買いも加速するなど、リスク回避姿勢が一服するとパラジウムも連れ高となり上げ幅を拡大。相場は一時+100ドルを超え2588ドルまで上伸した。
国内のパラジウム相場は、調整地合い一服となった週明けのNY相場を映し急反発。買取では1gあたり9,972円(+292円)と、3営業日ぶりに大幅反発となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/22 9,972円 (+292円)
06/21 9,680円 (±0円)
06/18 9,680円 (-1128円)
06/17 10,808円 (+176円)
06/16 10,632円 (+28円)
06/15 10,604円 (-55円)
06/14 10,659円 (+22円)
06/11 10,637円 (-55円)
06/10 10,692円 (-110円)
06/09 10,802円 (-83円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,417円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1791.35ドル、パラジウムは2592.60ドル、為替は1$110円33銭前後の値動きで推移しております。