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2021年06月10日NY金相場は小反発するも国内金相場はマイナス圏で推移し続落したほか、パラジウムも軟調な展開となり続落↓

【金相場】9日のNY金相場は、米長期金利の低下やドル安を背景に買われ小反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1895.50ドル(+1.10ドル)と、小幅ながらプラス圏に反転して取引きを終了。この日は朝方に米長期金利が1.47%台まで大きく低下し、対ユーロでドル安が進行。ドル建て商品として割安感の高まった金は買いが進み一時1901.70ドルまで上昇した。その後はドル買い戻しの流れが強まる中、一部で利益確定の売りが出たほか、翌日予定されてる5月消費者物価指数(CPI)の発表を見極めたい向きが多く、様子見ムードが広がった。

国内の金相場は、マイナス圏で推移し続落。買取ベースでは1gあたり7,248円(-26円)と、値を落とす展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

06/10  7,248円 (-26円)

06/09  7,274円 (-12円)

06/08  7,286円 (+4円)

06/07  7,282円 (+44円)

06/04  7,238円 (-97円)

06/03  7,335円 (+47円)

06/02  7,288円 (-15円)

06/01  7,303円 (-19円)

05/31  7,322円 (+23円)

05/28  7,299円 (+53円)

10日間の金相場平均価格:7,288円/g



【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、引き続き調整地合いとなり3日続落。中心限月の9月限は1トロイオンス2772.80ドル(-34.20ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引のアジア市場では安値拾いやドル安要因から買われ小幅高で推移した。その後、欧州時間に入ると次第に売り優勢に反転。日中取引ではドル安一服や、株安などを背景に軟調な動きとなり、結局売り優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、売り優勢となったNY相場を映し続落。買取では1gあたり10,692円(-110円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

06/10  10,692円 (-110円)

06/09  10,802円 (-83円)

06/08  10,885円 (±0円)

06/07  10,885円 (-49円)

06/04  10,934円 (-61円)

06/03  10,995円 (+66円)

06/02  10,929円 (+66円)

06/01  10,863円 (+44円)

05/31  10,819円 (+44円)

05/28  10,775円 (+248円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,858円/g


11:30現在の金相場は1トロイオンス1891.70ドル、パラジウムは2783.55ドル、為替は1$109円5}銭前後の値動きで推移しております。

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