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【金相場】週明け17日のNY金相場は、ドル安やインフレ懸念などを手掛かりに買われ、3営業日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1867.60ドル(+29.50ドル)と、中心終値では1月7日相場(1913.60ドル)以来およそ4ヶ月ぶりの高値を更新して取引きを終了。この日は米長期金利の上昇一服を受けて、外国為替市場ではドルが対ユーロで軟調に推移。割安感の増した金に買いが入りやすかった。一方、朝方発表された5月のニューヨーク州製造業景況指数は前月から低下したものの、支払価格と受取価格が過去最高となった。足元の物価上昇懸念が強まる中で、インフレヘッジ目的としても金は買いを集め一段高となった。
国内の金相場は、一段高となった週明けのNY相場を映し上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり7,145円(+78円)と、7,100円台に乗せるなど大幅高で推移し3日続伸。連日で直近高値を上抜き、2020年9月18日相場(7,186円)以来およそ8ヶ月ぶりの高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
05/18 7,145円 (+78円)
05/17 7,067円 (+66円)
05/13 7,001円 (+31円)
05/13 6,970円 (-13円)
05/12 6,983円 (-5円)
05/11 6,988円 (+19円)
05/10 6,969円 (+50円)
05/07 6,919円 (+97円)
05/06 6,822円 (+66円)
04/30 6,756円 (±0円)
10日間の金相場平均価格:6,962円/g
【パラジウム相場】週明け17日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、小幅高で推移し3営業日続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス2895.90ドル(+1.30ドル)と、買い優勢で取引きを終了。堅調となった前週末相場の流れを引き継ぎ、アジア市場では取引開始後に上げ幅を拡大。ドル安の流れも加わり、相場は一時2909ドルまで上伸した。その後、日中取引きでは発表された米国経済指標(NY州製造業景況指数)が冴えない結果となった事で買いが一巡。米国株が軟調となった事もあり、次第に売り押される展開となった。しかし、金が約4ヶ月ぶりの高値を記録するなど一段高となったほか、他貴金属が軒並み堅調に推移しているのを眺めて、パラジウムも小幅ながらプラス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、小幅ながら値を伸ばした週明けのNY相場を映し続伸。買取では1gあたり11,215円(+17円)と、12日相場(約1週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/18 11,215円 (+17円)
05/17 11,198円 (+77円)
05/14 11,121円 (-6円)
05/13 11,127円 (-126円)
05/12 11,253円 (-33円)
05/11 11,286円 (+60円)
05/10 11,226円 (-27円)
05/07 11,253円 (-55円)
05/06 11,308円 (+66円)
04/30 11,242円 (+99円)
10日間のパラジウム相場平均価格:11,223円/g
11:40現在の金相場は1トロイオンス1877.60ドル、パラジウムは2920.75ドル、為替は1$109円20銭前後の値動きで推移しております。