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2021年05月07日国内金相場は上げ幅を拡大し約4ヶ月ぶりの高値を更新↑一方、パラジウムは連日の最高値記録更新が一服しl6営業日ぶりに反落↓

【金相場】6日のNY金相場は、米国長期金利の低下やドル安などを背景に買われ急伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1815.70ドル(+31.40ドル)と、節目の1800ドルを突破し、中心終値では2月12日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。朝方は1790~1795ドルの狭いレンジで強含んでいたが、米国長期金利の指標となる10年物国債利回りの低下を眺めて、金利を生まない金を買う動きが活発化。1800ドルの節目を突破し、一時1818.60ドルまで買い進まれた。また、外国為替市場ではドル安に振れた事も割安感を与え、金の買い材料となった。

国内の金相場は、約3ヶ月ぶりの高値となったNY相場を映し急伸。買取ベースでは1gあたり6,919円(+97円)と、6,900円台に乗せるなど一段高へ。直近高値を上抜き、1月8日相場(6,977円)以来およそ4ヵ月ぶりの高値となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

05/07  6,919円 (+97円)

05/06  6,822円 (+66円)

04/30  6,756円 (±0円)

04/28  6,756円 (+6円)

04/27  6,750円 (+32円)

04/26  6,718円 (-20円)

04/23  6,738円 (-38円)

04/22  6,776円 (+55円)

04/21  6,721円 (+20円)

04/20  6,701円 (-63円)

10日間の金相場平均価格:6,766円/g



【パラジウム相場】6日のNYパラジウム相場は、このところの高値推移による持ち高調整や利確売りが出た事でマイナス圏での値動きに。中心限月の6月限は1トロイオンス2947.40ドル(-25.40ドル)と、3日続落して取引きを終了。時間外取引ではドル高一服や、金堅調を受けて買いが先行するも、直近では3,000ドルを突破するなど最高値圏で推移していた反動から、利益を確定する目的の売りも出やすく次第に売り優勢に反転。一方、発表された米国雇用関連指数(週間失業保険申請数)が良好内容となったほか、欧米景気への期待感や堅調な株式相場を眺めて買い戻されるも、持ち高を調整する動きもあって、結局マイナス圏で引けた。

国内のパラジウム相場は、利確売り優勢となったNY相場を映し高値記録更新が一服。買取では1gあたり11,253円(-55円)と、前日まで5連騰し連日で最高値記録を更新していた反動から、この日はマイナス圏での値動きとなり6営業日ぶりに反落となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

05/07 11,253円 (-55円)

05/06  11,308円 (+66円)

04/30  11,242円 (+99円)

04/28  11,143円 (+143円)

04/27  11,000円 (+286円)

04/26  10,714円 (+55円)

04/23  10,659円 (-198円)

04/22  10,857円 (+379円)

04/21  10,478円 (-66円)

04/20  10,544円 (+39円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,753円/g


11:20現在の金相場は1トロイオンス1821.40ドル、パラジウムは2964.55ドル、為替は1$109円16銭前後の値動きで推移しております。

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