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【金相場】週明け23日のNY金相場は、先週末に引き続き外為市場ではドル安・ユーロ高を背景に割安感から買い進められ続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1187.70ドル(+3.10ドル)と、4営業日続伸して取引きを終了。この日の金相場は、発表された米の経済指標(2月中古住宅販売件数)が、市場予想を下回った事や、引き続き米の利上げ開始時期が、想定よりも後ずれするとの観測に買い支えられ堅調に推移。その後、先週末に急伸した反動から利益確定売りにやや押されるも、外為市場ではドルがユーロに対して弱基調で推移したほか、ギリシャ問題の先行き不透明感の広がりも相場の支援材料となり、プラス圏を維持して取引きを終えた。ドル高が一服した事から、この日を含め4営業日上伸した金は、6日相場以来およそ2週間ぶりの高値となった。
国内の金相場は、週明けの海外相場が小高く推移した事を映して4営業日続伸。小売ベースでは1gあたり4,992円(+5円)と、小幅ながら値を伸ばし、昨日同様に6日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《3月現在の金相場価格推移(小売)》
03/24 4992円 (+5円)
03/23 4987円 (+32円)
03/20 4955円 (+18円)
03/19 4937円 (+35円)
03/18 4902円 (-27円) ※最安値
03/17 4929円 (+5円)
03/16 4924円 (±0円)
03/13 4924円 (-5円)
03/12 4929円 (-21円)
03/11 4950円 (-29円)
03/10 4979円 (+24円)
03/09 4955円 (-97円)
03/06 5052円 (+6円)
03/05 5046円 (-5円)
03/04 5051円 (-31円)
03/03 5082円 (-22円)
03/02 5104円 (+43円) ※最高値
本日までの3月金相場平均価格:4,982円/g
【パラジウム相場】週明け23日のNYパラジウム相場は反落。中心限月の6月限は1トロイオンス770.70ドル(-8.40ドル)と、4営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日のパラジウム相場は、全体的に薄商いとなった中、最近までの連日高による利益確定売りに押され序盤より軟調に推移。途中、外為市場でドルがユーロに対して軟調に推移した事から買われる場面もあったが、欧州株式相場の下落や、発表された米の経済指標が市場予想に反して低調な内容となったほか、根強いギリシャ不安への警戒感も売り要因となり、この日は4営業日ぶりにマイナス圏に沈んで取引きを終えた。
国内のパラジウムは、週明けの海外相場では軟調に推移したものの値動きはなく横ばい。小売では1gあたり3,337円(±0円)と、昨日同様に前日比変わらずとなり、3連日同価格とレンジ相場で推移しました。
《3月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/24 3337円 (±0円)
03/23 3337円 (±0円)
03/20 3337円 (-48円)
03/19 3385円 (+59円)
03/18 3326円 (-76円) ※最安値
03/17 3402円 (-27円)
03/16 3429円 (-27円)
03/13 3456円 (+5円)
03/12 3451円 (-48円)
03/11 3499円 (-59円)
03/10 3558円 (+16円) ※最高値
03/09 3542円 (±0円)
03/06 3542円 (±0円)
03/05 3542円 (±0円)
03/04 3542円 (-6円)
03/03 3548円 (+49円)
03/02 3499円 (+38円)
本日までの3月のパラジウム相場平均価格:3,455円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1188.25ドル、パラジウムは773.10ドル、為替は1$119円82銭前後の値動きで推移しております。