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【金相場】週末19日のNY金相場は、株安を意識した買いが入ったほか、週末を控えた持ち高調整買いに支えられ続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1741.70ドル(+9.20ドル)と、中心終値では2月25日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では+1.3%となり、プラスでの越週は2週連続となった。米長期金利の指標である10年物国債利回りは朝方にかけ1.75%近辺に再び上昇、加えて外国為替市場ではドル高に振れた事で金は序盤は軟調に推移した。しかし、米国株が下げた事で押し目買いが入り次第に買い戻しに反転。また、長期金利も前日終盤付近の水準へ押し戻される動きとなり、ドル高が一服した事も買い材料となり相場はプラス圏に浮上した。
国内の金相場は、堅調となった週末のNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり6,643円(+15円)と、プラス圏で推移し反発となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
03/22 6,643円 (+15円)
03/19 6,628円 (-51円)
03/18 6,679円 (+53円)
03/17 6,626円 (-3円)
03/16 6,629円 (+25円)
03/15 6,604円 (+31円)
03/12 6,573円 (+7円)
03/11 6,566円 (+23円)
03/10 6,543円 (+95円)
03/09 6,448円 (-44円)
10日間の金相場平均価格:6,594円/g
【パラジウム相場】週末19日のNYパラジウム相場は、このところの急ピッチでの価格切り上げに対する利確売りや、株安などを背景に売り押され8営業日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス2630.90ドル(-31.90ドル)と、前日に付けた約1年1ヶ月(昨年2月27日相場)ぶりの高値から値を落として取引きを終了。なお、週間では+270.20ドル(+10.2%)と、昨年2月18日ー21日相場ぶりの大きさとなった。需給バランスの観点や、株高の進行、FOMC結果を受けて、前日までに7連騰し、18日には歴代最高値を記録した昨年2月27日相場(2711.70ドル)以来およそ1年1ヶ月ぶりの高値を更新するなど暴騰していた。この日はそんな急ピッチでの上昇を受けた反動から、序盤より利確売りが先行。また、長期金利が上昇しドル高が進む場面では割高感が意識されたほか、米国株が軟調となった事も圧迫材料となり、この日は8営業日ぶりにマイナスサイドに転じて引けた。
国内のパラジウム相場は、利確売りに押された週末のNY相場を映しマイナス圏へ反転。買取では1gあたり10,016円(-176円)と、連日の急騰から7営業日ぶりに反落し連騰が一服。前営業日には歴代最高値を記録した2020年2月28日以来およそ1年1ヶ月ぶりの高値を付けるも、本日はマイナスサイドに転じる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/22 10016円 (-176円)
03/19 10192円 (+380円)
03/18 9812円 (+330円)
03/17 9482円 (+389円)
03/16 9114円 (+94円)
03/15 9020円 (+115円)
03/12 8905円 (+149円)
03/11 8756円 (-11円)
03/10 8767円 (-99円)
03/09 8866円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,293円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1743.35ドル、パラジウムは2623.60ドル、為替は1$108円86銭前後の値動きで推移しております。