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2021年02月18日国内貴金属はまちまちの展開に↑↓金は続落したほか、パラジウムは5営業日ぶりに反落し上値追いが一服。

【金相場】17日のNY金相場は、対ユーロでのドル高を受けた割高感による売りに押され4営業日続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1772.80ドル(-26.20ドル)と、売り優勢で取引きを終了。米大型経済対策や、新型コロナウイルスワクチン普及への期待が広がる中、米長期金利は約1年ぶりの高水準で推移。長期金利の高止まりを受けて金は軟調となったほか、この日発表された米国の小売売上高が予想を上回る改善を示した事から、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行。ドル建てで取引される金商品に割高感が生じた事や、米国株高も意識され相場を圧迫される展開となった。

国内の金相場は、軟調となったNY相場を映し続落。買取ベースでは1gあたり6,611円(-55円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

02/18  6,611円 (-55円)

02/17  6,666円 (-79円)

02/16  6,745円 (+24円)

02/15  6,721円 (±0円)

02/12  6,721円 (-28円)

02/10  6,749円 (-17円)

02/09  6,765円 (+49円)

02/08  6,716円 (+50円)

02/05  6,666円 (-102円)

02/04  6,768円 (-17円)

10日間の金相場平均価格:6,713円/g


【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、ドル高進行や持ち高調整売り押され3営業日ぶりに反落。中心限月の3月限は1トロイオンス2369.70ドル(-18.50ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日まで上伸していた事で一先ず利益を確定する動きが出やすかった。一方、発表された米国経済指標(小売売上高)が予想を上回る良好な内容となったほか、米大型経済対策や新型コロナウイルスワクチン普及への期待が広がった事で、NYダウが最高値を更新するなど株高に下支えられる展開となった。ただ、ドル高の進行が重しとなり、結局この日はマイナス圏で引けた。

国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し上値追いが一服。買取では1gあたり8,833円(-28円)と、5営業日ぶりに値を下げ、前日に付けた約3ヶ月ぶり(昨年11月11日相場以来)の高値から値を落とす展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

02/18  8833円 (-28円)

02/17  8861円 (+22円)

02/16  8839円 (+66円)

02/15  8773円 (+116円)

02/12  8657円 (+126円)

02/10  8531円 (-121円)

02/09  8652円 (+22円)

02/08  8630円 (+149円)

02/05  8481円 (+148円)

02/04  8333円 (+83円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,659円/g


14:30現在の金相場は1トロイオンス1789.30ドル、パラジウムは2393.80ドル、為替は1$105円89銭前後の値動きで推移しております。

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