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2021年01月26日売り優勢となったNY相場を映し、国内貴金属は総じてマイナス圏での値動きに。

【金相場】週明け25日のNY金相場は、ドルの値動きを眺め売り買いが交錯するも3営業日続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1855.20ドル(-1.00ドル)と、横ばい圏ながら小幅安で取引きを終了。外国為替市場ではドルが対ユーロで買われ、ドル建てで取引される金塊は割高感に圧迫された。ただ、26、27両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がっているほか、バイデン米政権と議会による1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス経済対策案をめぐる協議の行方を見極めたいとの思惑も強く、売り一巡後は買い戻す動きもあり、前日終値水準で引けた。

国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映し3日続落。買取ベースでは1gあたり6,753円(-14円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/26  6,753円 (-14円)

01/25  6,767円 (-30円)

01/22  6,797円 (-4円)

01/21  7,016円 (+1円)

01/20  6,725円 (+31円)

01/19  6,694円 (+69円)

01/18  6,625円 (-109円)

01/15  6,734円 (-3円)

01/14  6,737円 (-35円)

01/13  6,772円 (+24円)

10日間の金相場平均価格:6,741円/g



【パラジウム相場】週明け25日のNYパラジウム相場は、ドル高進行やリスク回避姿勢から売られ3日続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2346.90ドル(-18.30ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。民主党のシューマー上院院内総務がバイデン大統領の経済対策案について、議会通過は3月半ばまでを目指すとの考えを明らかにしたことや、米保健当局者が新型コロナウイルスワクチン接種の遅れについて懸念を表明したこともあって、市場ではリスク回避姿勢が台頭し株式相場が下落したほか、外国為替市場ではドル高が進んだ事も材料視され、パラジウムは序盤より軟調となった。一方、新型コロナウイルスワクチンの生産と効果的な供給を最重要事項と位置付けるバイデン新政権は24日に民主・共和両党の議員と電話会議を開催し、1.9兆ドル規模の追加経済対策を急ぐ方針で一致した。これを受けて過度なリスクオフムードが緩和し、やや買い戻されるも、翌26日から27日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードから相場を重くし、結局マイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、軟調となったNY相場を映し3日続落。買取では1gあたり8,470円(-61円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/26  8470円 (-61円)

01/25  8531円 (-110円)

01/22  8641円 (-22円)

01/21  8663円 (+39円)

01/20  8624円 (-22円)

01/19  8646円 (-22円)

01/18  8668円 (-143円)

01/15  8811円 (+104円)

01/14  8707円 (-5円)

01/13  8712円 (-6円)

01/12  8718円 (-66円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,647円/g


14:45現在の金相場は1トロイオンス1863.70ドル、パラジウムは2343.05ドル、為替は1$103円76銭前後の値動きで推移しております。

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