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2021年01月15日国内金相場は横ばい圏ながら小幅安となった一方、パラジウムは急反発し約2ヶ月ぶりの高値を更新↑

【金相場】14日のNY金相場は、次期政権が発表する米経済政策の行方に注目が集まる中、手仕舞い売りに押され反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1851.40ドル(-3.50ドル)と、横ばい圏ながら小幅安に転じて取引きを終了。バイデン次期米大統領が、新型コロナウイルス危機対応の包括的な経済対策を発表する予定で、市場では最大2兆ドル規模の大型支援策を打ち出すのではないかとの観測が広がっており、米長期金利の高止まりを背景に外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りの流れが継続。ドル建てで取引される金商品は割高感に押され、朝方にかけて軟調に推移した。ただ、米労働省がこの日発表した週間新規失業保険申請件数は2週連続で悪化し、昨年8月以来の高水準を記録。これを受けて徐々に金の買い戻しが進んだほか、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言が報じられると値動きがやや荒くなり、一時プラス圏に浮上する場面もあった。

国内の金相場は、マイナス圏での値動きとなったNY相場を受け小幅安に。買取ベースでは1gあたり6,734円(-3円)と、横ばい圏ながら値を下げ続落となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/15  6,734円 (-3円)

01/14  6,737円 (-35円)

01/13  6,772円 (+24円)

01/12  6,748円 (-229円)

01/08  6,977円 (+29円)

01/07  6,948円 (-68円)

01/06  7,016円 (+1円)

01/05  7,015円 (+184円)

12/25  6,831円 (+20円)

12/24  6,811円 (+31円)

10日間の金相場平均価格:6,859円/g



【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、追加経済対策への期待感や株高を背景に買いが強まり続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス2423.30ドル(+26.20ドル)と、7日相場以来およそ1週間ぶりの高値を付け、同日ぶりに節目の2400ドル台に浮上して取引きを終了。バイデン次期大統領が最大2兆ドル規模の経済対策を計画しているとの観測から、市場のリスクオンムードが高まり株式相場が上昇。パラジウムも連れて上昇し、序盤より堅調に推移した。また原油相場が約10ヶ月ぶりの高値となったほか、パウエルFRB議長が米金融当局による早期の利上げはないと示唆したことも相場の押し上げ材料となり、そのまま高値圏で引けた。

国内のパラジウム相場は、大幅続伸したNY相場を映し4営業日ぶりに急反発。買取では1gあたり8,811円(+104円)と、節目の8,800円台を突破。年初来高値を抜いて、昨年11月11日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/15  8811円 (+104円)

01/14  8707円 (-5円)

01/13  8712円 (-6円)

01/12  8718円 (-66円)

01/08  8784円 (+17円)

01/07  8767円 (-28円)

01/06  8795円 (+220円)

01/05  8575円 (+33円)

12/25  8542円 (+138円)

12/24  8404円 (+44円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,682円/g


10:55現在の金相場は1トロイオンス1857.60ドル、パラジウムは2426.90ドル、為替は1$103円74銭前後の値動きで推移しております。

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