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【金相場】1日のNY金相場は、ドルがユーロに対して大幅下落する中で買いが入ったほか、このところの下げに対する安値を拾われ急反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1818.90ドル(+38.00ドル)と、節目の1800ドル台に戻し、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。株式市場でリスクオンのセンチメントが強まり、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して下落する中、割安感から代替資産としての貴金属の需要が高まり、金は時間外取引きより買いが先行し堅調となった。また、1800ドルの心理的な節目の水準を回復したことで買いが加速したほか、前日までの下落の反動からショートカバーや安値拾いの買いが入りやすかった事もあって、この日は約1週間ぶりの高値で引けた。
国内の金相場は、ドル安や安値拾いから急反発したNY相場を映し急伸。買取ベースでは1gあたり6,633円(+117円)と、大幅続伸し、11月25日相場(約1週間)ぶりの高値に値戻しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/02 6,633円 (+117円)
12/01 6,516円 (+4円)
11/30 6,512円 (+106円)
11/27 6,618円 (-9円)
11/26 6,627円 (-8円)
11/25 6,635円 (-95円)
11/24 6,730円 (-57円)
11/20 6,787円 (-40円)
11/19 6,827円 (-63円)
11/18 6890円 (-51円)
10日間の金相場平均価格:6,678円/g
【パラジウム相場】1日のNYパラジウム相場は、株高やドル安、他貴金属の急騰をはやして買い地合いとなり反発。中心限月の3月限は1トロイオンス2429.70ドル(+23.80ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。この日は外国為替市場でドルがユーロに対して大幅に下落した事で、割安感が意識されやすく貴金属は軒並み強地合いとなった。また、米国の追加経済対策や新型コロナウイルスワクチン進展から景気回復への期待が高まり、米国株のS&P500種と、ナスダック総合指数が最高値を更新。株高が進むとパラジウムも連れて上昇したほか、新型コロナウイルスのワクチン開発進展により、来年の景気急拡大につながるとの見方や、連邦政府による景気対策を求める声が大きくなりつつある兆しもあって、市場のリスク選好意欲が旺盛となる中でパラジウムも上げ幅を拡大した。
国内のパラジウムは、プラス圏に反転したNY相場を映し反発。買取では1gあたり8,740円(+66円)と、値を上げ上昇しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/02 8740円 (+66円)
12/01 8674円 (-104円)
11/30 8778円 (+110円)
11/27 8668円 (+170円)
11/26 8,498円 (-66円)
11/25 8,564円 (±0円)
11/24 8564円 (+132円)
11/20 8432円 (+11円)
11/19 8421円 (-27円)
11/18 8448円 (-72円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,579円/g
13:15現在の金相場は1トロイオンス1819.10ドル、パラジウムは2407.25ドル、為替は1$104円38銭前後の値動きで推移しております。