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【金相場】25日のNY金相場は、前日までの軟調地合いが一服し小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1805.50ドル(+0.90ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。投資家のリスク回避姿勢が後退する中で安全資産とされる金は売られやすく、前2日間は軟調地合いで推移していた事から、この日は反動から安値拾いの買いが入った。また、米新規失業保険申請件数の悪化が相場の支えとなったほか、ショートポジションの買い戻しが入ったとの見方もあった。ただ、新型コロナウイルスのワクチン早期実用化への期待が根強いほか、感謝祭の祝日を控えて休暇を取る市場参加者も多く、積極的な売買を手控える向きも強かった。
国内の金相場は、横ばい圏ながら小幅安で推移し6日続落。買取ベースでは1gあたり6,627円(-8円)と、軟調地合いが継続する展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/26 6,627円 (-8円)
11/25 6,635円 (-95円)
11/24 6,730円 (-57円)
11/20 6,787円 (-40円)
11/19 6,827円 (-63円)
11/18 6890円 (-51円)
11/17 6941円 (+1円)
11/16 6,940円 (+17円)
11/13 6,923円 (+21円)
11/12 6,902円 (-31円)
10日間の金相場平均価格:6,820円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、押し目買いが入るも、株安を受けて戻りを売られ続落。中心限月の12月限は1トロイオンス2342.60ドル(-9.60ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引より持ち高調整売りに押され軟調となった。また、米国株が売り優勢となった事も相場の圧迫材料となったが、米欧製薬会社による新型コロナウイルスのワクチン開発進展の相次ぐ報告や、10月の米耐久財受注が市場予想を上回る伸びを示すなど、景気動向への先行き不安が幾分か緩和されたほか、原油相場が約8ヶ月ぶりの高値を付けるなど堅調となった事で押し目買いが入り、相場は一時プラス圏に浮上した。ただ、感謝祭に伴う休場を翌日に控え手仕舞いムードもあり、結局はマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、マイナス圏で引けたNY相場を映し4営業日ぶりに反落。買取では1gあたり8,498円(-66円)と、値を下げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/26 8,498円 (-66円)
11/25 8,564円 (±0円)
11/24 8564円 (+132円)
11/20 8432円 (+11円)
11/19 8421円 (-27円)
11/18 8448円 (-72円)
11/17 8520円 (-16円)
11/16 8536円 (-66円)
11/13 8602円 (-50円)
11/12 8652円 (-396円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,524円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1816.10ドル、パラジウムは2345.65ドル、為替は1$104円36銭前後の値動きで推移しております。