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2020年11月18日軟調な動きとなったNY相場や為替動向から、国内貴金属も総じて値を下げマイナス圏へ↓

【金相場】17日のNY金相場は、新型コロナウイルスの感染拡大とワクチン実用化への期待が交錯し、もみ合いとなった後、4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1885.10ドル(-2.70ドル)と、4営業日ぶりに反落して取引きを終了。米モデルナは16日、開発中のワクチン臨床試験(治験)で94.5%の有効性がみられたとの暫定結果を発表した。9割超の有効性が確認されたのは、米ファイザーと独ビオンテックの共同開発ワクチンに続く2例目。保管や輸送がファイザーのワクチンに比べ容易で、早期実用化・普及への期待が高まっている。しかし、足元では米欧などを中心に新規感染者の増加傾向に歯止めがかからず、各国政府・自治体の間で規制強化の動きが拡大している事から、安全資産とされる金は底堅く推移した。また、朝方発表の10月米小売売上高が冴えない内容となり、一時ドル安が進んだ事も買い材料となった。ただ、3日続伸の後でこの日は利益確定売りも出やすく、上値の重い取引となった。

国内の金相場は、利確売りに押され4営業日ぶりに値を下げたNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり6,890円(-51円)と、4営業日ぶりにマイナス圏に転じ反落しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/18  6890円 (-51円)

11/17  6941円 (+1円)

11/16  6,940円 (+17円)

11/13  6,923円 (+21円)

11/12  6,902円 (-31円)

11/11  6,933円 (+8円)

11/10  6,925円 (-137円)

11/09  7,062円 (+14円)

11/06  7,048円 (+76円)

11/05  6,972円 (-31円)

10日間の金相場平均価格:6,954円/g


【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、低調な米国経済指標や株式を眺めて売り優勢となり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス2326.50ドル(-18.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済の回復は「着実な」ペースで続く公算が大きいとしながらも、新型コロナウイルス感染の急増で勢いを失うリスクがあると述べ、FRBの緊急融資ファシリティーを終わらせるのは時期尚早だと付け加えた。これを受け外国為替市場ではドル売りが進行。ドル建のパラジウムは割安感が意識され買いが先行した。しかし、前日に史上最高値を更新した事もあって米国株が利確売りに転じると、パラジウムも次第に売りに反転。10月の米小売売上高が低調な内容となった事も意識され、結局この日はマイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、マイナスサイドに反転したNY相場を映し軟調地合いが継続。買取では1gあたり8,448円(-72円)と、値を下げ6営業日続落となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/18  8448円 (-72円)

11/17  8520円 (-16円)

11/16  8536円 (-66円)

11/13  8602円 (-50円)

11/12  8652円 (-396円)

11/11  9,048円 (-49円)

11/10  9,097円 (+225円)

11/09  8872円 (+319円)

11/06  8553円 (+226円)

11/05  8327円 (-61円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,666円/g


11:05現在の金相場は1トロイオンス1884.70ドル、パラジウムは2329.55ドル、為替は1$104円12銭前後の値動きで推移しております。

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